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J-GLOBAL ID:201902271828976989   整理番号:19A2900516

大規模人工湿地と結合した流動床Fentonによる高度処理後の生態学的水補給としての製紙廃水の実現可能性と安全性【JST・京大機械翻訳】

Feasibility and safety of papermaking wastewater in using as ecological water supplement after advanced treatment by fluidized-bed Fenton coupled with large-scale constructed wetland
著者 (8件):
資料名:
巻: 699  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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再生水としてのパルプ製紙産業廃水の再利用は,水資源不足を軽減する有効な方法である。本研究において,人工湿地(CW)と結合した流動層Fenton(FBF)による処理後の生態学的水補給として使用する製紙廃水の実現可能性と安全性を,実験室規模から大規模分野まで研究した。FBFの最適pH,H2O2,H2O2/Fe2+比および水力学的滞留時間(HRT)は,総有機炭素(TOC)および遺伝毒性の両方の減少に基づいて,それぞれ3.5,0.93mL/L,4および60分であった。さらに,廃水の安全性を,ゼブラフィッシュにおけるSOS/umuアッセイと8-ヒドロキシ-2-デオキシグアノシン(8-OHdG)を用いて評価した。結果は,FBFに続くCWが従来の水質指標を改善し,毒性を減少させたことを示した。化学的酸素要求量(COD),アンモニア窒素(NH_3-N),総窒素(TN),総リン(TP)および色度の平均除去率は,それぞれ87.3%,93.59%,51.73%,84.75%および95.86%であった。4-ニトロキノリン1-オキシド(4-NQO-EQ)の等価濃度は,FBF処理後,流入液中の30.6±1.6μg/Lから12.4±1.0μg/Lに減少し,その後,CW処理後に5.9±0.4μg/L,12km下流自己浄化後に3.2±0.3μg/Lに減少した。21日のゼブラフィッシュの慢性生存率は,流入液の0.0%からCWの流出液の58.8±4.0%に有意に増加し,12km下流の自己浄化後に徐々に68.8±2.6%に増加した。同様に,ゼブラフィッシュの8-OHdGレベルは,生態学的酸化池の流出液の120.0±19.3ng/LからCWの流出液の94.0±7.5ng/Lに減少し,12km下流の自己浄化後に徐々に42.0±3.0ng/Lに減少した。本研究は,FBF-CWが,製紙廃水のための効率的な解毒と水質改善技術であり,生態学的水サプリメントとして使用されることを結論づけた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響 

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