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J-GLOBAL ID:201902271837658798   整理番号:19A1760079

合成放射性溶液からのストロンチウム除去のための高選択性のペレットシリカベースのチタン酸塩吸着剤【JST・京大機械翻訳】

Pellet silica-based titanate adsorbents with high selectivity for strontium removal from synthetic radioactive solutions
著者 (8件):
資料名:
巻: 91  号:ページ: 273-285  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0812A  ISSN: 0928-0707  CODEN: JSGTEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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海水からのストロンチウムイオン(Sr2+)の選択的除去は,福島原子力事故の発生以来大きな注目を集めている。無機イオン吸着剤は大量の汚染水の処理に有望である。それらの中で,チタン酸塩はストロンチウムに対して安定性と選択性を示すが,機械的性質と粒度特性の悪さによって制限される。本研究において,新規シリカベースのチタン酸塩(Na_2Ti_nO_2n+1/SiO_2)をゾル-ゲル法によって合成して,次に,X線回折(XRD),熱分析(TG-DSC),XPSおよびBETによって特性評価した。キャラクタリゼーションは,チタン酸塩の結晶が温度により大きく影響され,吸着特性の違いをもたらすことを示唆した。シリカ系材料は比表面積の著しい増加を示した。そして,吸着プロセスは,これらの粒子の中で起こるイオン交換反応であることがわかった。最後に,500°Cで焼成した材料を選択し,次のバッチ実験を行った。結果は,Sr2+の吸着データがLangmuir吸着モデルに良く適合することを示唆した。3から10までのpHはより良いSr2+吸着挙動に寄与し,吸着量は33.31mg/gに近づいた。吸着は5分以内に平衡に達し,データは擬二次速度論モデルに適合した。そして,選択係数は,この材料が他のアルカリおよびアルカリ土類金属と比較してSr2+に対して高い選択性を有することを明らかにした。上記の静的実験結果に基づいて,動的処理を設計し,ガラスカラム中で実施した。この試験は,Na_2Ti_nO_2n+1/SiO_2が模擬海水からのストロンチウムを効果的かつ効率的に除去できることを示した。一般的に,本研究は良好なカラム適合性を有する高塩分溶液からSr2+を除去する優れた材料を提供する。新しいシリカベースのチタン酸塩(Na_2xTi_nO_2n+x/SiO_2)を,模擬放射性海水から大量に優れたSr2+イオン交換特性を示すゾル-ゲル法によって合成した。動的処理を設計し,ガラスカラム中で実施した。模擬溶液の処理に対する破過容量は950床体積に達した。一般的に,本研究は良好なカラム適合性を有する高塩分溶液からSr2+を除去する優れた材料を提供する。Na_2Ti_nO_2n+1/SiO_2を簡単なゾル-ゲル反応により合成した。ストロンチウムは他のアルカリおよびアルカリ土類金属と比較して最も高い分配係数を有していた。Na_2Ti_nO_2n+1/SiO_2へのSr2+の吸着は2分以内に急速に起こった。950床体積模擬廃水を30BV/hで吸着カラムにより処理した。Copyright 2019 Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
セラミック・陶磁器の製造  ,  ガラスの製造 

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