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J-GLOBAL ID：201902271892472830   整理番号：19A2301128

高速走査熱量測定及び小角X線散乱により調べたポリエチレン結晶のGibbs-Thomson,熱Gibbs-Thomson及びHoffman-週プロット【JST・京大機械翻訳】

Gibbs-Thomson, Thermal Gibbs-Thomson, and Hoffman-Weeks Plots of Polyethylene Crystals Examined by Fast-Scan Calorimetry and Small-Angle X-ray Scattering

著者 (3件)： Toda Akihiko (Graduate School of Integrated Arts and Sciences, Hiroshima University, Japan) ,  Taguchi Ken (Graduate School of Integrated Arts and Sciences, Hiroshima University, Japan) ,  Nozaki Koji (Graduate School of Sciences and Technology for Innovation, Yamaguchi University, Japan)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 19  号： 4  ページ： 2493-2502  発行年： 2019年 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリエチレン(PE)結晶の結晶化と融解挙動を高速走査チップセンサ熱量測定(FSC)と小角X線散乱(SAXS)により調べた。PEの鎖状に折畳まれた薄いラメラ結晶の融点T_Mを,FSCとSAXSによる結晶ラメラ厚さd_cを利用することによって決定した。FSCと同様にSAXSからの結晶化温度T_cの範囲は,FSCのチップセンサ上で調製されたそれらの試料を調べることにより,また,大きな過冷却ΔT_cでの結晶化のための深い温度ジャンプを適用することにより,より広く拡張された。一方,平衡融点T_M~0は,T_MとT_cのGibbs-Thomson(G-T)プロットにおける融解と結晶化線の線形関係でそれぞれ(d_c)~-1に再確認され,T_cに対するT_MのHoffman-Week(H-W)プロットは,大きなΔT_cで線形直線からかなりずれた。曲線G-Tプロットの起源は,T_c依存折畳み表面自由エネルギーσ_eに起因した。T_M~0およびT_c依存σ_eの決定値は,ラメラ増粘および結晶完全化により,より安定な状態に変換する鎖折畳みPE結晶のT_cでの結晶化の二次段階での増加の観点から,T_Mの新しく提案された熱G-Tプロットにより支持された。次に,大きなΔT_cでの線形H-Wプロットからの偏差は,急速加熱でさえも,大きなΔT_cで形成されたそれらのより安定でない結晶の加熱による結晶再組織化に起因した。FSCによる高速加熱と冷却の応用は,鎖折畳みを有する準安定高分子結晶の熱力学的挙動の確認において重要な役割を果たす。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 過冷却 ,  融点 ,  結晶化 ,  *高速度 ,  *結晶 ,  折畳み ,  *走査 ,  高分子結晶 ,  再編成 ,  *熱量測定 ,  *ポリエチレン ,  急速加熱 ,  線形性 ,  晶出温度
準シソーラス用語： 増粘 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  分子化合物  (CE02000C) ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  (BK09040I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱量測定 ,  小角X線散乱 ,  ポリエチレン ,  結晶 ,  プロット