文献

J-GLOBAL ID：201902272007972160   整理番号：19A2840426

御宿中央海水浴場における離岸流事故発生特性の検討

OUTBREAK FACTORS OF RIP CURRENT ACCIDENT AT ONJUKU BREACH IN JAPAN

著者 (3件)： 島田良 (中央大学理工学研究科都市人間環境学専攻) ,  石川仁憲 (公益財団法人日本ライフセービング協会, 中央大学理工学部人間総合理工学科, 海岸研究室(有)) ,  小峯力 (中央大学理工学部人間総合理工学科)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 75  号： 2  ページ： I_695-I_700(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本の海水浴場における溺水事故の主要因は離岸流である.溺水事故防止のため,わが国では海水浴場にて監視業務を行うライフセーバーが離岸流の発生箇所を確認し,遊泳客に注意喚起を行っている.しかし,大勢の遊泳客に対してライフセーバーの人数が不足していることや離岸流発見の難しさから,溺水事故を未然に防ぐことが難しい.よって,離岸流事故を防止するためには,ライフセーバーや海岸利用者があらかじめ事故が発生しやすい条件を把握していることが重要である.本研究では,外洋に面し,離岸流が発生しやすい条件にある千葉県御宿中央海水浴場を対象として,離岸流事故発生時の気象海象データを用いて,統計的解析により離岸流事故の発生特性を明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： レジャー施設 ,  千葉県 ,  事故 ,  *海浜 ,  *溺水 ,  *沿岸流 ,  統計解析
準シソーラス用語： 海水浴場 ,  *水難事故 ,  *離岸流

著者キーワード (5件)： rip current ,  drowning prevention ,  statistical analysis ,  lifesaver ,  Onjuku beach

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  観光,レクリエーション  (RD04030J)

引用文献 (6件)：

• 1) 厚生労働省:家庭内における主な不慮の事故の種類別にみた年齢死亡数・構成割合.
• 2) 警視庁:平成29年における水難の概況.
• 3) 石川仁憲,風間隆宏,中川儀英,青木伸一,田中秀治,小峯力,中川昭:海水浴場における海岸利用者の安全性に関するリスク評価手法の提案,土木学会論文 B3(海洋開発),Vol. 72, No. 2, I_826-I831, 2016.
• 4) 御宿ライフセービングクラブ:パトロールログ, 2014~2018.
• 5) 長岡技術科学大学:離岸流の発生の基礎的要因に関する研究,第35回土木学会関東支部技術研究発表会,II-027.

タイトルに関連する用語 (3件)： 海水浴場 ,  離岸流 ,  事故