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J-GLOBAL ID：201902272279104585   整理番号：19A0895992

ビットコインネットワーク上でのデータ伝搬時間推定

Estimation of Data Propagation Time on the Bitcoin Network

著者 (2件)： 神田伶樹 (東京工大) ,  首藤一幸 (東京工大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 480(SITE2018 68-87)  ページ： 317-322  発行年： 2019年02月28日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ビットコインネットワーク上でのデータ伝搬に要する時間を推定する.そのためにネットワーク座標系を用いる.ネットワーク座標系は,コンピュータ間の通信遅延を推測する手法である.推測した通信遅延に基いて,データ伝搬を効率化できる可能性がある.本報告では,ビットコインネットワークを対象としたネットワーク座標系作成の試みを報告する.ビットコインネットワークは,その仕様上ノード間遅延の取得が非常に困難でありいくつかの仮定のもと推定を試みた.今回の報告では,仮定の設定方法によってはネットワーク座標系の手法の有効性が示された.(著者抄録)

シソーラス用語： *計算機網 ,  *貨幣 ,  *データ転送 ,  推定 ,  *遅れ ,  座標系 ,  トランザクション処理 ,  交差検証法 ,  *分散データベース
準シソーラス用語： *ビットコインネットワーク ,  ピアツーピアネットワーク ,  *ビットコイン ,  所要時間推定 ,  伝搬時間 ,  ブロックチェーン ,  *伝搬遅延 ,  遅延推定 ,  推定精度

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  データベースシステム  (JD03030U)

引用文献 (12件)：

• S. Nakamoto, “Bitcoin: A peer-to-peer electronic cash system”. https://bitcoin.org/bitcoin.pdf
• F. Dabek, R. Cox, F. Kaashoek, and R. Morris, “Vivaldi: A decentralized network coordinate system,” Proceedings of the 2004 Conference on Applications, Technologies, Architectures, and Protocols for Computer Communications, p.15-26, SIGCOMM '04, ACM, New York, NY, USA, 2004. http://doi.acm.org/10.1145/1015467.1015471
• X.S.B.D. Yang Chen, Yongqiang Xiong, “Pharos: A decentralized and hierarchical network coordinate system for internet distance prediction,” IEEE GLOBECOM 2007 -IEEE Global Telecommunications Conference, pp.421-426, Nov. 2007.
• C. Decker and R. Wattenhofer, “Information propagation in the bitcoin network,” IEEE P2P 2013 Proceedings, pp.1-10, Sept. 2013.
• “VISA website セキュリティ(安全性)解説ページ.” http://www.visa-asia.com/ap/jp/general/abtvisa/security.shtml

タイトルに関連する用語 (3件)： ビットコイン ,  伝搬時間 ,  推定