抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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発達障害児やその可能性のある子どもに関し,保育者の主体的な判断に基づく早期から就学移行期までの家庭支援の課題を明らかにすることを目的に,通常の小学校に在籍する発達障害およびその可能性がある子どもの保護者への半構造化面接を実施し課題を整理した。早期から就学移行期に保育者から受けた支援に関する保護者の経験談を分析した結果,インクルーシブな保育環境が特別な支援を要する子どもの小学校入学後の適応に役立つことが明らかとなった。一方,保護者への情報提供の充実および園に慣れてくる就学1年前から就学までの支援の充実が今後の課題であった。発達障害やその可能性のある子どもへのインクルーシブな学校教育への円滑な移行実現に向けた保育者による支援について考察した。(著者抄録)