抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・本稿では,東京2020オリンピック・パラリンピック(東京大会)のボランティアがどのような課題を抱え,可能性を秘めているのかを,1998年の長野冬季オリンピック(長野大会)を事例に論考。
・長野大会後,現在まで活動を続けている最大の組織がエムウェーブ友の会であり,オリンピックでのボランティア経験が地域の活動に結びついていることを紹介。
・白馬村で組織されたHakuba Team’98のように,競技支援に加え,地元における環境保全活動を活動に組み込んでいった特徴的な団体もあることを概説。
・東京大会では,長野大会で作られたようなボランティアのネットワークを,行政がサポートする仕組みづくりが重要。
・全国各地から東京大会に集まってくるボランティアをどのように今後つなぎとめていくのか,そして,彼らのそれぞれの居住地でどのように地域活動につなげていくのかが問われていることを概説。