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J-GLOBAL ID：201902273824062800   整理番号：19A2071873

ベルリンにおける科学系博物館のユニバーサルデザインの調査

Survey of Universal Design at the Science Museum in Berlin

著者 (2件)： 生田目美紀 (筑波技術大学) ,  小川義和 (国立科学博物館)
資料名： 日本科学教育学会研究会研究報告(Web)  (JSSE Research Report (Web))
巻： 33  号： 7  ページ： 1-4(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U1627A  ISSN： 1882-4684  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ドイツ博物館協会ではMUSEUMの使命として,インクルーシブデザインやダイバーシティを掲げている。具体的な内容を知るために,2019年2月10日から12日の期間,ドイツベルリンの博物館島を中心に,取組状況を調査した。子供からお年寄りまで,できる限り多くの来館者が楽しめるような配慮と工夫は,各館ごとに所蔵品を活かしながら取り組んでいることがわかった。現地でのハンズオン音声ガイドは基本的にどの館も多言語対応であるが,対応可能な言語の数は館によりまちまちであった。子供用音声ガイドを設置している館もあった。その他,聴覚や視覚に障害のある来館者のためのガイドツアーを用意している館もある。視覚障害のある来館者に向けた専用の常設展示「ネフェルティティの胸像」は,ユニバーサルデザインの7原則に従い,触れる胸像の高さや点字プレートの位置などを改善することにより,より良い展示になると考える。(著者抄録)

シソーラス用語： *ドイツ連邦共和国 ,  科学技術 ,  *博物館 ,  *設計 ,  *現地調査 ,  言語 ,  コミュニケーション ,  近接効果 ,  バリアフリー ,  多様性 ,  音声通信 ,  子供 ,  身体障害者
準シソーラス用語： *ベルリン ,  *ユニバーサルデザイン ,  多言語使用 ,  ハンズオン ,  インクルーシブデザイン

著者キーワード (5件)： 科学系博物館 ,  ユニバーサルデザイン ,  多言語 ,  ハンズオン ,  海外調査

分類 (2件)： 教育施設,文化施設,宗教建築  (RB05050G) ,  建築設計,建築家,建築史  (RB04000W)

引用文献 (8件)：

• Ronald L. Mace (1985): Universal Design, Barrier free environments for everyone, Designers West 33(1), 147-152
• ISO/IEC Guide 71, (2001) https://www.iso.org/standard/33987.html(Apr. 2019 アクセス)
• Smithsonian Guidelines for Accessible Exhibition Design: https://www.si.edu/Accessibility/SGAED(Apr. 2019 アクセス)
• Deutscher Museum Bund Inklusion & Diversität : https://www.museumsbund.de/themen/inklusion-diversitaet/(Apr. 2019 アクセス)
• Deutsches Historisches Museum accessibility: https://www.dhm.de/en/visitor-information/accessibility/informationen-zur-barrierefreiheit.html (Apr. 2019 アクセス)

タイトルに関連する用語 (5件)： ベルリン ,  科学 ,  博物館 ,  ユニバーサルデザイン ,  調査