抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,インドネシアと日本の6大学によって展開されるSUIJIサービスラーニングのプログラムに参加した大学生を対象に,MSC法を導入し,その回答内容を探索的に検討した。今回分析の対象となったのは,2018年初頭にプログラムに参加した学生51名のうちの30名である。事例分析の結果,物語として最も重要な変化を述べるという課題において,回答を物語として成立させるには,実際に知覚したことをその痕跡が分かる形で引用することと,実際に体験したことや考えたことを読者が追体験できるよう時系列的にエピソードを展開することの2点が少なくとも必要であることが示唆された。また,回答に含まれる経験の直接感覚的な記述と,渡航先での学びの深まりの記述との間に深い関係が示唆された。(著者抄録)