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J-GLOBAL ID:201902274573598672   整理番号:19A2189650

濃度センサの動的特性に関する理論的考察による密閉チャンバシステムにおけるガスフラックスを評価する新しい方法

A New Method of Evaluating Gas Fluxes in a Closed Chamber System with Theoretical Consideration for Dynamic Characteristics of a Concentration Sensor
著者 (6件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 53-59(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: Z0802B  ISSN: 1880-554X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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土壌-植物-大気系におけるガスフラックスの正確な決定は,様々な生理生態学研究にとって重要である。密閉チャンバ法は,ガス濃度の変化率により,植生と土壌からのガスフラックスを推定する。すなわち,回帰関数の最初の導関数は,ガス濃度の測定変化に適合する。しかし,従来の回帰関数は,これらの関数が濃度センサの動特性(すなわち,応答遅れとデッドタイム)を考慮しないので,実際のガスフラックスを過小評価していた。本研究の目的は,ガス濃度センサの動的特性を考慮することができる新しい回帰関数を開発することである。新しく提案した関数を,センサ出力とチャンバ内の実際のガス濃度の間の一次遅れ関係の微分方程式を解くことにより理論的に導出した。その妥当性を,低速および迅速応答センサにより測定したCO2濃度変化を用いた比較分析により検討した。新しく提案した関数は,低速応答センサの出力に適用した場合,フラックス推定精度を大幅に改善した。新しく提案した関数は,許容できる精度をもって,密閉チャンバシステムにおける低コスト,低速応答センサを用いてガスフラックスを評価する方法を提供した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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質量,密度,比重の計測法・機器 
引用文献 (24件):
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