文献
J-GLOBAL ID:201902276228059904   整理番号:19A1182504

Rasホモログ遺伝子ファミリーH(RhoH)欠損はT_H17細胞分極を促進することにより乾癬様慢性皮膚炎を誘発する【JST・京大機械翻訳】

Ras homolog gene family H (RhoH) deficiency induces psoriasis-like chronic dermatitis by promoting TH17 cell polarization
著者 (17件):
資料名:
巻: 143  号:ページ: 1878-1891  発行年: 2019年 
JST資料番号: A0182B  ISSN: 0091-6749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
RASホモログ遺伝子ファミリーH(RhoH)は,近位T細胞受容体シグナリングに関与する膜結合アダプター蛋白質である。したがって,RhoHはT細胞の分化において重要な役割を果たす。しかしながら,T細胞反応のエフェクター相におけるRhoHの機能は完全には特性化されていない。炎症性免疫反応におけるRhoHの役割を調べ,乾癬の病因におけるRhoHの関与を検討した。野生型およびRhoHヌルマウスにおけるエフェクターT細胞および全身性炎症を解析した。ヒトPBMCにおけるT細胞のRhoH発現をRT-PCRを用いて定量した。マウスにおけるRhoH欠損は,エフェクターT細胞分化中にT_H17分極を誘導し,それにより乾癬様慢性皮膚炎を誘導した。ユビキチン蛋白質リガーゼE3成分N-認識5(UBR5)と核受容体サブファミリー2群Fメンバー6(Nr2f6)発現レベルはRhoH欠損T細胞で減少し,レチノイン酸関連オーファン受容体γtの蛋白質レベルとDNA結合活性の増加をもたらした。IL-17およびIL-22産生における結果としての増加は,T細胞をT_H17細胞に分化させるように誘導した。さらに,IL-22結合蛋白質/Fcキメラ蛋白質は,RhoH欠損マウスにおける乾癬炎症を減少させた。T細胞におけるRhoHの発現は,非常に重篤な症状を有する乾癬患者においてより低かった。結果は,RhoHがT_H17分化を阻害し,それにより乾癬の病因に役割を果たすことを示す。さらに,IL-22結合蛋白質は乾癬の治療に対する治療的可能性を有する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  免疫反応一般 

前のページに戻る