非小細胞肺癌におけるアミロイド前駆体蛋白質とそのリン酸化型【JST・京大機械翻訳】

Ito Shigehiro; Miki Yasuhiro; Saito Ryoko; Inoue Chihiro; Okada Yoshinori; Sasano Hironobu

文献

J-GLOBAL ID：201902276596429863 整理番号：19A1708589

非小細胞肺癌におけるアミロイド前駆体蛋白質とそのリン酸化型【JST・京大機械翻訳】

Amyloid precursor protein and its phosphorylated form in non-small cell lung carcinoma

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資料名：
巻： 215 号： 8 ページ： Null 発行年： 2019年
JST資料番号： A1139A ISSN： 0344-0338 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

アミロイド前駆体蛋白質(APP)は,アルツハイマー病の発症に関与することが知られており,その細胞質ドメインにおけるいくつかのリン酸化部位を有している。APPは,いくつかのヒト悪性腫瘍における細胞増殖および浸潤に関与する分子の1つとしても提案されている。しかしながら,そのリン酸化型(p-APP)を含むAPPの役割は,非小細胞肺癌(NSCLC)ではほとんど検討されていない。従って,本研究では,最初に,APPとp-APP発現の両方を調べ,次に,NSCLCにおけるp-APP/APP状態とクリック病理学的パラメータの間の関連を調査した。APP陽性例の数は,腺癌(Ad)で24/91(26%),扁平上皮癌(Sq)で16/35(46%)であった。AdとSqにおけるp-APP陽性症例は,それぞれ28(31%)と17(49%)であった。Ad症例において,APPとp-APPの両方は,検査した症例の臨床病期(APPとp-APP),病理学的T(p-APP),および病理学的N(APPとp-APP)と有意に関連した。Sq症例において,APP状態とリンパ浸潤とp-APPの有意な相関を除いて調べた臨床病理学的パラメータの間に有意な関連はなかった。APP状態は,Ad患者の全体的生存(OS)と有意に関連しなかったが,p-APP陽性症例とこれらの患者のOSの間に有意な関連が検出された(p<0.0001)。Sq症例において,APP-(p=0.01)およびp-APP-陽性(p=0.04)群の両方が,有害臨床転帰と有意に関連していた。これらの結果は,APP,特にp-APPが,AdおよびSq肺癌患者の両方に対する強力な予後因子と考えられることを最初に示した。しかしながら,そのリン酸化シグナルを含むAPPシグナル伝達は,これら2種類のNSCC細胞の間で異なると考えられ,更なる検討が明らかになる必要がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

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呼吸器の腫よう , 細胞生理一般 , 歯と口腔の腫よう , 腫ようの化学・生化学・病理学

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