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J-GLOBAL ID：201902276699871832   整理番号：19A0385866

杭基礎による入力損失効果の実務的評価手法の提案

PRACTICAL EVALUATION METHOD OF INPUT LOSS EFFECT CAUSED BY PILE FOUNDATION

著者 (2件)： 寳地雄大 (鉄道総合技術研) ,  室野剛隆 (鉄道総合技術研)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 73  号： 2  ページ： 473-482(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地盤-基礎系の動的相互作用の影響による入力損失を耐震設計に考慮することで,合理的な構造設計が可能となる。しかし,鉄道構造物に多用されている杭基礎構造物について,耐震設計における静的解析法に入力損失を考慮するための実務的な手法はない。そこで,本検討では,杭基礎による入力損失を静的解析法に導入可能な手法を検討した。検討では,地盤,杭基礎諸元を変化させた感度解析を行うことで入力損失の特性を把握した。次に,応答変位法による入力損失の評価手法およびランダム振動論を用いた入力損失を考慮した所要降伏震度スペクトルの簡易な低減手法を提案し,その適用性について検証した。(著者抄録)

シソーラス用語： *杭基礎 ,  損失 ,  *地盤構造物相互作用 ,  耐震設計 ,  プログラム解析 ,  支持構造物 ,  応答解析 ,  地震応答 ,  変位 ,  不規則振動 ,  震度 ,  感度解析 ,  *地震動 ,  設計基準 ,  応答スペクトル ,  鉄道橋 ,  地震波 ,  固有振動数
準シソーラス用語： 応答変位法 ,  加速度応答スペクトル ,  静的解析 ,  設計地震動 ,  鉄道構造物 ,  入力損失

分類 (2件)： 構造力学一般  (HD01000X) ,  杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (23件)：

• 齊藤正人, 西村昭彦, 渡邊啓行 : 曲げ柔性の影響を考慮した大型基礎の入力損失効果に関する理論的評価, 土木学会論文集, No.731, pp.317-330, 2003.
• 田蔵隆, 若原敏裕, 清水勝美, 松崎雅彦 : 群杭基礎の有効入力動と動的相互作用を考慮した加速度応答スペクトルに関する研究, 清水建設研究報告, 第46号, pp.25-34, 1987.
• 鉄道総合技術研究所 : 鉄道構造物等設計標準・同解説耐震設計, 丸善出版, 2012.
• 道路協会 : 道路橋示方書・同解説 耐震設計編, 1996.
• 齊藤正人, 西村昭彦 : 基礎の入力損失効果を考慮した所要降伏震度スペクトルに関する研究, 第25回地震工学研究発表会講演論文集, pp.541-544, 1999.

タイトルに関連する用語 (4件)： 杭基礎 ,  入力損失 ,  評価手法 ,  提案