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J-GLOBAL ID:201902276925526508   整理番号:19A0959312

パーミッション型ブロックチェーンシステムの組織協調運用を支援する運用フロースマートコントラクトの検討

Operational-Flow Smart-Contract to Support Inter-Organizational Cooparative System Operations for Permissioned Blockchain
著者 (3件):
資料名:
巻: 118  号: 483(ICM2018 49-71)(Web)  ページ: 1-6 (WEB ONLY)  発行年: 2019年02月28日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,複数企業/組織間で信頼できるデータ共有や取引を可能とする技術としてパーミッション型ブロックチェーン(BC)が注目されている.本BCは,契約や取引業務プロセスをプログラムで記述して自動実行する「スマートコントラクト(SC)」を備え,組織間で合意形成しながらSCに記述された業務を自動処理する.BCを用いたシステム(BCシステム)は,複数の異なる管理ドメイン(例:各組織のデータセンタ)のノードで構成されるため,そのシステム運用作業(例:SCの更新,スナップショット作成など)では,組織間での運用実施内容やスケジュールの調整が必要となり,運用が困難になることが想定される.この解決をめざし,我々は運用作業自体をSCとして記述し,BCシステムを構成するノード間で分散合意形成をしながらSCで定義された運用作業処理を進めることで,組織横断で一定内容の運用作業を同時実施可能とする「運用SC」を検討してきた.既報の運用SCでは単純に全組織で同一作業を並列実行する典型パターンを対象としていたが,実際の運用では組織やノード間で情報共有/交換しながら協調動作を行うケースが想定され(例:あるコマンドを各組織が順番に実行),既報の方式では適用範囲が限られる.そこで本研究では,BCシステムの運用管理において必要となる組織間の協調パターンを整理し,その結果として(1)特定組織のみ実行,(2)実行同期待ち,(3)順次実行,(4)運用情報共有/交換の4パターンを抽出した.さらに,これらのパターンに対応するために運用SCを拡張した「運用フローSC」を設計し,パーミッション型BCの一実装であるHyperledger Fabricを用いSC更新作業を対象にした試作と導入効果試算を行った.(著者抄録)
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分類 (1件):
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事務・経営情報処理 

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