文献

J-GLOBAL ID：201902277551860489   整理番号：19A1777288

周波数領域自己回帰モデルを応用したバケットエレベータ低速転がり軸受の状態監視・診断法-稼働中のプラント内実機に適用した場合の実用性-

著者 (5件)： 太田博光 (水産大) ,  松田弦也 (トクヤマ) ,  町島祐一 (レーザック) ,  松山恵也 (水産大学校 大学院) ,  福井良輔 (水産大学校 大学院)
資料名： 日本設備管理学会誌  (Journal of the Society of Plant Engineers Japan)
巻： 31  号： 2  ページ： 62-68  発行年： 2019年07月26日 
JST資料番号： L3298A  ISSN： 0915-5023  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 化学プラントや食品加工工場では製品の原材料を垂直搬送するためにチェーン-スプロケット系の構造を持つバケットエレベータが使用されている。チェーン-スプロケットには原材料を運搬するためのバケットが多数,装着されている。またチェーン-スプロケット系は転がり軸受によって上下の軸が支持されている。構造上,上部の転がり軸受にはバケットエレベータの自重および原材料の重量が作用する。この転がり軸受の損傷によりバケットエレベータが停止すると全製造ラインに影響が及び,生産効率は低下し,莫大な損失が発生する。これらを未然に防止するためにバケットエレベータの転がり軸受の状態や損傷を簡便かつ高精度に監視・診断する方法が求められている。本稿ではAE(Acoustic Emission)センサを用い,得られた周波数領域データに対して自己回帰モデルを応用した手法を適用することでバケットエレベータの低速転がり軸受の高精度な状態監視・診断法を提案している。(著者抄録)

シソーラス用語： *周波数解析 ,  *自己回帰モデル ,  *バケットエレベータ ,  低速度 ,  *転がり軸受 ,  *監視 ,  診断 ,  生産ライン ,  効率 ,  *センサ
準シソーラス用語： *周波数領域解析 ,  低速 ,  *状態監視 ,  診断法 ,  製造ライン ,  生産効率 ,  *AEセンサ

分類 (2件)： 工場設備管理  (QA01096Q) ,  その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (7件)：

• 日本機械学会編:「機械工学便覧 応用システム編γ1産業機械・装置」,丸善,pp.233(2005).
• L.Wang and R.Gao: (Condition Condition Monitoring and Control for Intelligent Manufacturing], Springer Press, pp.33-64 (2005).
• 豊田利夫:「設備診断のための信号処理の進め方」,日本プラントメンテナンス協会,pp.127-129(1996).
• 太田博光 他4名:高ノイズ環境下でのバケットエレベータ低速転がり軸受の状態監視・診断法,平成29年度 日本設備管理学会春季研究発表大会論文集,pp.40-45(2017).
• 太田博光 他4名:周波数領域自己回帰モデルを応用した高ノイズ環境下でのバケットエレベータ低速転がり軸受の状態監視・診断法,日本設備管理学会誌,Vol.29,No.2,pp.48-56(2017).

タイトルに関連する用語 (11件)： 周波数領域 ,  自己回帰モデル ,  応用 ,  バケットエレベータ ,  低速 ,  転がり軸受 ,  状態監視 ,  診断法 ,  稼働 ,  プラント ,  実用性