文献

J-GLOBAL ID：201902277781875270   整理番号：19A1059524

パッシブ溶媒抽出法を用いた室内空気中の全揮発性有機化合物(TVOC)の測定【JST・京大機械翻訳】

Measurement of total volatile organic compound (TVOC) in indoor air using passive solvent extraction method

著者 (4件)： Ishizaka Takahiro D. (Graduate School of Agriculture, Ehime University, Matsuyama, Ehime, Japan) ,  Kawashima Ayato (Graduate School of Agriculture, Ehime University, Matsuyama, Ehime, Japan) ,  Hishida Naoki (Graduate School of Agriculture, Ehime University, Matsuyama, Ehime, Japan) ,  Hamada Noriaki (Graduate School of Agriculture, Ehime University, Matsuyama, Ehime, Japan)
資料名： Air Quality, Atmosphere & Health  (Air Quality, Atmosphere & Health)
巻： 12  号： 2  ページ： 173-187  発行年： 2019年 
JST資料番号： W4015A  ISSN： 1873-9326  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 全揮発性有機化合物(TVOC)の測定は室内空気質の評価に有効である。本研究は,受動溶媒抽出法(SD_パッシブ)を用いたTVOC測定のための手順を開発することを目的とした。TVOC測定のためのSD_パッシブの定量的および定性的性能を,活性熱脱着法(TD_活性)のものと比較した。SD_受動法のTVOC濃度はTD_活性法のそれらと高度に相関した。しかし,600μg/m3以下では,TD_活性法のそれらと比較して,それらはわずかに過小評価された。これは,室内空気中でしばしば検出される,環状シロキサンやノナナールのような特定の揮発性有機化合物(VOCs)のサンプリング速度(SRs)が,SD_受動法におけるTVOC濃度の計算に使用されるトルエンのものより低いためであった。したがって,適切なSRを用いたいくつかの補正法を,TD_活性法を用いて得られたものと同等のTVOC濃度を得るために探究した。提案した方法において,個々のSRsを特定のVOCsに使用し,推定SRsを全イオンクロマトグラム保持時間(Rt)(SR=96,Rt<25;SR=-3.2,Rt+150,Rt≧25)の関数として他のVOCsに用いた。結果として,600μg/m3以下では,SD_受動法はTD_活性法と同等の定性的性能を達成することができた。SD_受動法を用いて同定したTVOCの10の主要化合物は,TD_活性法を用いたものと一致した。全体として,提案した方法は,室内空気質の迅速評価に対して,実装が容易で,安価で,適切である。Copyright 2018 Springer Nature B.V. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 保持時間 ,  熱脱着 ,  イオン交換クロマトグラフィー ,  室内空気質 ,  *溶媒抽出 ,  *室内空気 ,  *揮発性有機化合物 ,  アルキルベンゼン ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： *全揮発性有機化合物 ,  低価格 ,  サンプリング速度 ,  過小評価 ,  *TVOC ,  *パッシブ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 全揮発性有機化合物 ,  パッシブ空気サンプラー ,  室内空気サンプリング ,  サンプリング速度 ,  室内空気質 ,  溶媒抽出法

分類 (1件)： 大気質調査測定一般  (SB03040I)

物質索引 (2件)： トルエン ,  ノナナール

タイトルに関連する用語 (5件)： パッシブ ,  溶媒抽出法 ,  室内空気 ,  全揮発性有機化合物 ,  TVOC