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J-GLOBAL ID:201902278078051454   整理番号:19A2185964

Ru(II)中心におけるP-C還元脱離によるホスファフェナレニウム塩の合成とそれらの蛍光特性

Synthesis of Phosphaphenalenium Salts via P-C Reductive Elimination at a Ru(II) Center and Their Fluorescence Properties
著者 (5件):
資料名:
巻: 92  号:ページ: 1131-1141(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U1703A  ISSN: 1348-0634  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ホスホニウム塩を形成するRu(II)中心におけるP-C還元的脱離の珍しい例を開発した。P(1-Naph)Ph2および[(η6-C6Me6)RuCl2]2から得られる5員環ホスファルテナサイクルを,アルキン挿入に続くP-C還元的脱離により,η4-ホスファフェナレニウム錯体[(η6-C6Me6)Ru(η4-ホスファフェナレニウム)][BArF4]に変換した。電子に富むアリール基を有するη4-ホスファフェナレニウム錯体は単離するのに十分安定ではないが,P-C還元的脱離を含むこの反応シーケンスは,種々のジアルキルおよびジアリールアルキンに適用できる。η4-ホスファフェナレニウム錯体とI2,COまたはCuCl2との反応により,結果としてホスファフェナレニウム塩の遊離が生じた。Ru錯体における高度に歪んだホスファサイクルと対照的に,ホスファフェナレニウムカチオンはほぼ平面のπ-共役構造を有し,それらのBArF4塩は溶液中および固体状態においてそれぞれフェナレン骨格上の置換基に依存して緑から黄および青から緑への蛍光を示した。ホスファサイクルのカチオン特性とそれらの大きな対アニオンのために,結晶状態でのホスファサイクルのπ-πスタッキングは効果的に抑制され,溶液中よりも固体状態でより短い波長の発光をもたらす。ホスファフェナレニウムイオンの電子構造とともに置換基の影響をTD-DFT計算により研究した。(翻訳著者抄録)
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有機りん化合物  ,  白金族元素の錯体  ,  有機化合物のルミネセンス 
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