文献

J-GLOBAL ID：201902278091119795   整理番号：19A0331189

Calabria(南イタリア)の硫酸洞窟:洞窟形態と硫酸塩鉱床【JST・京大機械翻訳】

Sulfuric acid caves in Calabria (South Italy): Cave morphology and sulfate deposits

著者 (2件)： Galdenzi Sandro (60035 Jesi, Italy) ,  Maruoka Teruyuki (Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, 1-1-1 Tennodai, Tsukuba City, Ibaraki 305-8572, Japan)
資料名： Geomorphology  (Geomorphology)
巻： 328  ページ： 211-221  発行年： 2019年 
JST資料番号： T0383A  ISSN： 0169-555X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Calabria地域におけるカルストに関する研究は,3つの異なる低発生洞窟系を認識し,すべてが硫化物の温泉に関連していた。石膏堆積物の洞窟形態,堆積環境および同位体特性は,洞窟形成のための主なプロセスが硫酸へのH_2Sの酸化であることを明らかにした。このプロセスは,硫酸の噴出として知られているが,ドロマイト質または石灰岩が露頭のような構造的な窓における酸化帯に向かって上昇する熱水によって誘発された。ほとんどの石膏堆積物のδ34S値は,洞窟大気におけるH_2S酸化により生成した硫酸に起因することを証明した。Calabrian洞窟におけるほとんどの石膏堆積物は,実際には,地下水中の硫酸塩のそれらに対して,H_2Sのそれらと非常に類似したδ34S値を示す。対照的に,Terme Luigianにおけるbar石と石膏の一部は,水中の硫酸塩と類似したδ34S値を有し,硫酸塩鉱物が水中環境で沈殿したことを意味する。置換石膏の大規模堆積はCassanoの地下水面においてのみ生じ,そこでは地下腐食が洞窟形態と典型的な通過断面に大きく影響した。Terme Luigianと山のSellaro洞窟系において,これらの亜気過程は主に亜水性条件で進化した傾斜通路におけるわずかな変化しか引き起こさなかった。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *洞窟 ,  *イタリア共和国 ,  温泉 ,  熱水 ,  硫化物 ,  酸化 ,  *硫酸 ,  石灰岩 ,  *硫酸塩 ,  石膏 ,  腐食 ,  堆積環境 ,  山岳 ,  地下水 ,  堆積物

著者キーワード (4件)： 低遺伝子性洞窟 ,  硫酸の電気発生 ,  石膏鉱床 ,  南部アペニン

分類 (1件)： 同位体地質学  (DD01042T)

タイトルに関連する用語 (6件)： イタリア ,  硫酸 ,  洞窟 ,  形態 ,  硫酸塩 ,  鉱床