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J-GLOBAL ID：201902278499373266   整理番号：19A0992981

平衡におけるゆらぎ散逸定理の巨視的量子破れ【JST・京大機械翻訳】

Macroscopic quantum violation of the fluctuation-dissipation theorem in equilibrium

著者 (5件)： Kubo Kentaro (Department of Basic Science, The University of Tokyo, 3-8-1 Komaba, Meguro, Tokyo 153-8902, Japan) ,  Kubo Kentaro (Komaba Institute for Science, The University of Tokyo, 3-8-1 Komaba, Meguro, Tokyo 153-8902, Japan) ,  Asano Kenichi (Center for Education in Liberal Arts and Sciences, Osaka University, Toyonaka, Osaka 560-0043, Japan) ,  Shimizu Akira (Department of Basic Science, The University of Tokyo, 3-8-1 Komaba, Meguro, Tokyo 153-8902, Japan) ,  Shimizu Akira (Komaba Institute for Science, The University of Tokyo, 3-8-1 Komaba, Meguro, Tokyo 153-8902, Japan)
資料名： Physical Review. B  (Physical Review. B)
巻： 98  号： 11  ページ： 115429  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 2469-9950  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 巨視的二次元量子系のHall伝導率を調べ,観測された量は,平衡に無限に近い線形応答(LR)領域でもゆらぎ散逸定理(FDT)をしばしば破ることができることを示した。実験的にアクセス可能な低温と強磁場では,破れはHall伝導率自身よりも一桁大きい。さらに,結果を一般化し,そのような大規模違反に対する必要条件を得た。この破れは,時間反転対称性(例えば磁場)が破れると巨視的スケールで現れる真性量子現象である。これらの結果は非平衡物理学の基本的な問題の開発に限られているだけでなく,FDTはLRsからの雑音の推定に広く使われているので,このアイデアは実際の応用にも意味がある。大きなFDT破れをもつ量子系においても,LRsからのゆらぎを正確に評価する代替公式を与えた。Copyright 2019 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 雑音 ,  低温 ,  強磁場 ,  *ゆらぎ ,  二次元 ,  磁場 ,  *ゆらぎ散逸定理 ,  必要条件 ,  非平衡状態
準シソーラス用語： 時間反転対称性 ,  線形応答 ,  Hall導電率 ,  量子系 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 電子輸送の一般理論  (BM03020C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 平衡 ,  ゆらぎ散逸定理 ,  量子