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J-GLOBAL ID:201902278998385246   整理番号:19A2756336

黄色ブドウ球菌に対するラクトビオン酸の抗菌活性と機構【JST・京大機械翻訳】

Antibacterial activity and mechanism of lactobionic acid against Staphylococcus aureus
著者 (4件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 899-906  発行年: 2019年 
JST資料番号: A0507B  ISSN: 0015-5632  CODEN: FOMIAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ラクトビオン酸(LBA)は食品工業で広く使用されている新しく同定された天然ポリヒドロキシ酸である。本研究では,黄色ぶどう球菌に対するLBAの抗菌効果と基礎となる作用機序を調べた。LBAは黄色ぶどう球菌に対して有意な抗菌活性を示し,最小阻止濃度(MIC)と最小殺菌濃度(MBC)はそれぞれ15mg/mLと50mg/mLであった。増殖曲線は,LBAがS.aureusの増殖を直接阻害することを示した。さらに,LBAは培地中のアルカリ性ホスファターゼとヌクレオチドの漏出を誘導し,S.aureus細胞壁膜の完全性に対する損傷を示し,透過型電子顕微鏡観察により確認された。相対電気伝導率測定はLBAが細胞膜透過性を変化させることを示した。LBAの保存効果を,コロニー,総揮発性塩基窒素(TVB-N)およびチオバルビツル酸反応性物質(TBARS)の総数を定量化することによって評価した。全体として,これらの結果は,LBAが細菌細胞壁と膜の構造を破壊することによりその抗菌活性を発揮し,それにより細胞内容を放出し,蛋白質合成を阻害し,最終的に細胞死を誘導することを明らかにした。保存料で処理された低温新鮮肉のコロニーの総数,TVB-N値,およびTBARSは,対照群のものより有意に低かった(P<0.05)。これらの抗菌特性により,LBAは食品産業における安全な食品添加物として使用される可能性がある。Copyright 2019 Institute of Microbiology, Academy of Sciences of the Czech Republic, v.v.i. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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