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J-GLOBAL ID：201902279456071064   整理番号：19A2004382

新規ピレスロイド系殺虫剤モンフルオロトリンの開発

Discovery and Development of a Novel Pyrethroid Insecticide Momfluorothrin

著者 (10件)： 森達哉 (住友化学 健康・農業関連事業研) ,  大下純 (住友化学 健康・農業関連事業研) ,  山田将弘 (住友化学 健康・農業関連事業研) ,  山田将弘 (Sumitomo Chemical Enviro-Agro Asia Pacific Sdn. Bhd.) ,  田中嘉人 (住友化学 健康・農業関連事業研) ,  田中嘉人 (住化エンバイロメンタルサイエンス) ,  広田将司 (住友化学 健康・農業関連事業研) ,  広田将司 (住友化学工業) ,  宮田かおり (住友化学 生物環境科研) ,  田淵美穂 (住友化学 生物環境科研)
資料名： 住友化学
巻： 2019  ページ： 12-23  発行年： 2019年07月31日 
JST資料番号： F0315A  ISSN： 0387-1312  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 住友化学(株)により開発された新規ピレスロイド系殺虫剤モンフルオロトリンは,イエバエおよびチャバネゴキブリに対して,汎用的なエアゾール用ノックダウン剤テトラメトリンのおのおの約20倍(KT₅₀(min)),約30倍(KT₅₀(min))の極めて高いノックダウン活性を示すだけでなく,ノックダウンした虫が速やかに静止するという,これまでのピレスロイドには見られない優れた性能(フリージング効果)を有しており,新しいエアゾール用ノックダウン剤として,当社の主力製品になるものと期待されている。本稿では,モンフルオロトリンの発明の経緯,物性および安定性,効力,製造法および安全性について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *ピレスロイド系殺虫剤 ,  イエバエ ,  チャバネゴキブリ ,  *エアロゾル剤 ,  遺伝子ターゲティング ,  凍結 ,  代謝 ,  薬理学 ,  毒性 ,  遺伝毒性
準シソーラス用語： ノックダウン ,  フリージング

分類 (1件)： 害虫に対する農薬  (FB06020U)

引用文献 (11件)：

• T. Mori et al., Jpn. J. Environ. Entomol. Zool., 25 (2), 81(2014).
• T. Mori et al., Jpn. J. Environ. Entomol. Zool., 28 (2), 87 (2017).
• 松尾憲忠ほか,住友化学,2005-II, 4 (2005).
• S. M. Cohen and L. L. Arnold, Toxicol.Sci., 120, S76 (2011).
• C. R. Elcombe et al., Crit. Rev. Toxicol., 44, 64 (2014).

タイトルに関連する用語 (3件)： ピレスロイド系殺虫剤 ,  モンフルオロトリン ,  開発