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J-GLOBAL ID：201902279957434125   整理番号：19A1565479

等温化放出法を用いた圧縮性流体用機器の流量特性試験法において大気圧の変化が及ぼす影響の考察

Consideration of the Effects of Atmospheric Pressure Change in Determination of Flow-rate Characteristics of Components using Compressible Fluids by Isothermal Discharge Method

著者 (7件)： 飯田航平 (東京工業大学工学院機械系) ,  小林敏也 (東京メータ株式会社) ,  只野耕太郎 (東京工業大学未来産業技術研究所) ,  CAI Maolin (北京航空航天大学自動化科学電気工学院) ,  藤田壽憲 (東京電機大学工学部) ,  XIAO Feng (東京工業大学工学院機械系) ,  香川利春 (東京工業大学)
資料名： 日本フルードパワーシステム学会論文集(Web)  (Transactions of the Japan Fluid Power System Society (Web))
巻： 50  号： 1  ページ： 25-30(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U1354A  ISSN： 1349-7022  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 等温化放出を用いることは,日本工業標準調査会によりJIS B 8390-2として登録されている圧縮性流体の流量特性を決定する新しい実験手法である。しかし,この方法で測定された大気圧が音速コンダクタンスと臨界圧力比にどの程度影響するかについてはまだ明らかにされていない。本研究では,十分に大きな容量を持つチャンバーを下流の出口に取付け,エゼクタを持つ擬似大気圧制御装置を用いて下流圧力を調整した。実験は,周囲大気より低い,異なる値の下流圧力で行った。音速コンダクタンスはチョーク範囲で一定を保ち,下流圧力によって影響されないことを観察した。さらに,臨界圧力比の変化は実験条件下では有意ではなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *圧縮性流体 ,  気圧 ,  *流量特性 ,  *試験 ,  JIS【規格】 ,  エゼクタ ,  コンダクタンス ,  臨界圧 ,  音速 ,  *特性試験
準シソーラス用語： 大気圧

著者キーワード (5件)： 流量特性 ,  大気圧変化 ,  音波コンダクタンス ,  臨界圧力比 ,  等温放電法

分類 (1件)： 流体の実験・試験・測定方法及び装置  (BC01020K)

引用文献 (10件)：

• 1) JIS B 8390-2-2018 : 空気圧-圧縮性流体用機器の流量特性試験方法-第2部 : 代替試験方法, (2018)
• 2) ISO 6358-2 : Pneumatic fluid power - Determination of flow-rate characteristics of components using compressible fluids - Part 2 : Alternative test methods, (2013)
• 3) 黒下, 鈴木 : 空気圧用電磁弁の流量特性の測定法に関する研究, 日本フルードパワーシステム学会論文集, Vol. 33, No. 2, P42-47, (2002)
• 4) 王, 蔡, 川嶋, 香川 : 流量拡張表示式を用いた等温化放出法による空気圧要素の流量特性の計測, 日本フルードパワーシステム学会論文集, Vol. 36, No. 4, P102-108, (2005)
• 5) K. Kawashima, Y. Ishii, T. Funaki, and T. Kagawa : Determination of Flow Rate Characteristics of Pneumatic Solenoid Valves Using an Isothermal Chamber, Trans. ASME Journal of Fluids Engineering, Vol. 126, P273-279, (2004)

タイトルに関連する用語 (5件)： 放出 ,  圧縮性流体 ,  流量特性 ,  試験法 ,  大気圧