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J-GLOBAL ID：201902280002559741   整理番号：19A2634477

3.ナトリウムイオン電池およびカリウムイオン電池用有機電解液の研究動向

著者 (3件)： 保坂知宙 (東京理科大学) ,  久保田圭 (東京理科大学) ,  駒場慎一 (東京理科大学)
資料名： 電気化学
巻： 87  号： Autumn  ページ： 206-212(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： G0072B  ISSN： 2433-3255  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ナトリウムイオン電池,カリウムイオン電池に使用するナトリウムイオン,あるいはカリウムイオンを含む有機電解液のイオン輸送特性や溶液構造について,二次電池用途のリチウム電解液と比較して記述。
・プロピレンカーボネート(PC)へのカリウム塩の溶解性を,KFSA,KTFSA,KPF₆,KClO₄,KBF₄について調査。
・PCに溶解した塩のアルカリ金属イオン種の違いがイオン伝導度および粘度に及ぼす影響を調査。
・第一原理分子動力学シミュレーションにより溶液構造,カチオンの自己拡散係数を算出。
・ナトリウムイオン電池,カリウムイオン電池の実用的負極材料として期待できるハードカーボンの電極特性の電解液依存性について,著者らの研究を紹介。

シソーラス用語： *二次電池 ,  *カリウム化合物 ,  金属イオン ,  *電解液 ,  イオン輸送 ,  溶液構造 ,  溶解性 ,  フルオロリン酸塩 ,  過塩素酸カリウム ,  フルオロホウ酸塩 ,  電気伝導率 ,  粘度 ,  分子動力学 ,  計算機シミュレーション ,  拡散係数 ,  電極材料 ,  炭素電極 ,  炭素材 ,  イオン移動度 ,  溶媒和 ,  酸性度 ,  有機溶媒 ,  界面 ,  密度汎関数法 ,  過塩素酸ナトリウム ,  Lewis酸性 ,  *カリウムイオン電池 ,  ハードカーボン ,  ヘキサフルオロリン酸ナトリウム ,  自己拡散係数 ,  分子動力学シミュレーション ,  イオン伝導率 ,  *ナトリウムイオン蓄電池 ,  量子動力学 ,  固体電解質皮膜 ,  アノード材料【電池】 ,  係数 ,  輸送係数 ,  度 ,  計算機利用 ,  利用 ,  前駆体 ,  酸素複素環化合物 ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： DFT計算 ,  イオン伝導度 ,  *ナトリウムイオン電池 ,  フルオロホウ酸カリウム ,  フルオロリン酸カリウム ,  第一原理分子動力学法 ,  電極電解質界面 ,  負極材料

分類 (3件)： 二次電池  (YB04030K) ,  電気化学一般  (CB07010N) ,  電解装置  (XE02030E)

物質索引 (8件)： [ビス(フルオロスルホニル)アミノ]カリウム ,  ソジオビス(フルオロスルホニル)アミン ,  ポタシオビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミン ,  リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド ,  炭酸エチレン ,  炭酸ジエチル ,  炭酸フルオロエチレン ,  炭酸プロピレン

引用文献 (36件)：

• 1) 駒場慎一, 藪内直明, Electrochemistry, 80, 93 (2012).
• 2) N. Yabuuchi, K. Kubota, M. Dahbi, and S. Komaba, Chem. Rev., 114, 11636 (2014).
• 3) S. Komaba, T. Hasegawa, M. Dahbi, and K. Kubota, Electrochem. Commun., 60, 172 (2015).
• 4) K. Kubota, M. Dahbi, T. Hosaka, S. Kumakura, and S. Komaba, Chem. Rec., 18, 459 (2018).
• 5) K. Xu, Chem. Rev., 114, 11503 (2014).

タイトルに関連する用語 (5件)： ナトリウムイオン電池 ,  カリウムイオン電池 ,  電解液 ,  研究 ,  動向