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J-GLOBAL ID:201902280013738296   整理番号:19A1478604

CHI3L1の発現低下を調節するシス-EQTL対立遺伝子は日本人コホートにおける遅発性成人喘息と関連する【JST・京大機械翻訳】

A cis-eQTL allele regulating reduced expression of CHI3L1 is associated with late-onset adult asthma in Japanese cohorts
著者 (15件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 58  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7307A  ISSN: 1471-2350  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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キチナーゼ様蛋白質YKL-40はinflamマソームの阻害に主要な役割を果たしている。喘息患者における病理学的気道炎症の重要な調節因子としてinflamマソーム活性化の調節解除が出現している。YKL-40,キチナーゼ3様1(CHI3L1)をコードする遺伝子のcis発現量的形質遺伝子座(eQTL)が喘息の発症または特異的喘息表現型に関与するかどうかを決定した。日本の筑波大学で実施されたこの症例対照研究は,筑波全ゲノム関連研究(GWAS)コホート(健常ボランティア734名,喘息患者237名),筑波複製コホート(健常成人ボランティア375名,成人喘息患者381名),および北海道複製コホート(健常成人ボランティア554名,成人喘息患者428名)を対象とした。肺におけるCHI3L1における34のcis-eQTLの間で,rs946261はこれらの日本のコホートにおける成人喘息と関連していた。喘息に対するrs946261の遺伝的影響も,発症年齢と成人喘息クラスターにより検討した。筑波GWASコホートにおいて,rs946261におけるC対立遺伝子は,肺におけるCHI3L1mRNAの発現の減少および喘息の発生と有意に関連していた(オッズ比(OR)1.27;P=0.036)。また,3つの日本のコホート(OR1.16;P=0.013)の分析後に,関連性も観察された。41歳以上で発症した遅発性喘息(OR1.24;95%信頼区間(CI)1.07-1.45;P=0.0058)と後期発症,低アトピー性および軽度気流閉塞(OR1.29;95%CI1.03-1.61;P=0.027)により特徴付けられる特異的喘息表現型を伴うより強い相関が見られた。CHI3L1の発現を低下させるcis-eQTL対立遺伝子から成る遺伝子型は,遅発性成人喘息と特異的に関連していた。細胞増殖,遊走,走化性,再編成および組織リモデリングを含む多くの病態生理学的過程におけるYKL-40の重要な役割を考えると,喘息気道における炎症およびリモデリングの確立における重要な病原性役割に関与している可能性がある。著者らの知見は,遅発性成人喘息の病因におけるYKL-40の活性化に関連する特異的エンド型の存在を示す可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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酵素一般  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  循環系の疾患  ,  分子遺伝学一般 
引用文献 (39件):
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