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文献
J-GLOBAL ID:201902280310050920   整理番号:19A0767582

真庭市蒜山地域における秋季の気象条件とダイコン‘冬職人’の糖度との関係

The Relationship between Climate Condition in Autumn and Soluble Solids Content of Daikon ‘Fuyushokunin’ in Hiruzen Region, Maniwa City.
著者 (2件):
資料名:
号:ページ: 23-32  発行年: 2018年12月25日 
JST資料番号: S0729C  ISSN: 2185-8039  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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1.晩秋季に高糖度で出荷規格の根重に適合したダイコンを収穫できる播種適期を設定するため,収穫前の気象条件と糖度の関係を検討した.関係解析に当たり,糖度に影響すると考えられる肥大根の部位及び窒素施肥量についても,影響の程度を確認した.2.10月下旬及び11月中旬の調査のいずれにおいても,肥大根の上の部位ほど糖度が高い傾向にあった.また,10月下旬から12月中旬にかけて糖度は高まっていき,その上昇程度は肥大根全体で0.2~0.5度であったのに対し,上部(根長の3分の1,ほぼ抽根部に相当)では1.1~1.2度と大きかった.3.産地の栽培基準に近い1.0~3.0kg/aの範囲では,窒素施肥量が少ないほど葉重が減少する傾向にあったものの,根重及び糖度への影響は判然としなかった.4.標高約460mの圃場における4か年と,標高約600mの圃場における1か年の,合計44作のデータを用いて関係解析したところ,抽根部の糖度は,収穫前の40,30,20,15,12あるいは10日間の日最低気温の平均が低くなるほど高まる傾向にあった(決定係数R2=0.6).また,収穫前20日間の積算降水量とも有意な負の相関があった(R2=0.3)。5.収穫前12日間の日最低気温の平均と,収穫前の20日間の積算降水量の2変数による以下の重回帰式を作成した(R2=0.7).糖度(°Brix)=-0.08127×収穫前12日間の日最低気温の平均-0.00205×収穫前20日間の積算降水量+5.293.6.栽培中の圃場での糖度を簡便に予測する方法として,10月1日以降の積算降水量が約356mm以上の年では収穫前30日間の,356mm未満の年では収穫前12日間の日最低気温の平均も利用できると考えられた.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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野菜  ,  植物に対する影響 
引用文献 (10件):
  • 石井現相・西條了康(1987)栽培条件がダイコンの全糖およびビタミンC含量,β-アミラーゼ活性に及ぼす影響.園学雑,55:468-475.
  • 岡田益己・中村浩史(2010)温度の正しい測り方(1)通風式放射よけの作り方.生物と気象,10:1-5.
  • 建部雅子・岡崎圭毅・岡紀邦・唐澤敏彦(2010)堆肥施用畑におけるダイコン,スイートコーンの窒素吸収とその品質への影響.土肥誌,81:23-30.
  • Park K. W. and D. Fritz (1984). Effects of fertilization and irrigation on the quality of radish (Raphanus sativus L. var. niger) grown in experimental pots. Acta Horticulturae, 145: 129-137.
  • 佐々木英和・岡田邦彦・今田成雄・小田雅行(1997)低温時の土壌水分制限によるキャベツ幼植物の耐凍性向上と糖蓄積.農研機構成果情報. http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/vegetea/1997/vegetea97-004.html(2018.9検索)
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