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J-GLOBAL ID:201902280974805789   整理番号:19A1089225

Ni含有量8,11,14,20mass%のFe-18mass%Cr-Ni合金における準安定δ相核形成によるδ-γ塊状様変態の選択

Selection of the Massive-like δ-γ Transformation due to Nucleation of Metastable δ Phase in Fe-18 Mass%Cr-Ni Alloys with Ni Contents of 8, 11, 14 and 20 Mass%
著者 (6件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 459-465(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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凝固中および凝固後の固相状態で,δ相(フェライト)がγ相(オーステナイト)に変態するような塊状様変態がFe-C鋼において選択されることが分かっている。X線撮影により,Ni含有量が8,11,14および20mass%NiのFe-18mass%Cr-Ni合金においても,塊状様変態が起こることを確認した。平衡状態図によると,δ相は8および11mass%Ni合金における主要相であり,一方,14および20mass%Ni合金においてγ相であった。凝固は常にδ相の核形成により開始され,その結果,8および11mass%Niにおける塊状様変態により微細なγ粒が形成された。一方,準安定相としてのδ相の核形成は,14および20mass%Niにおいて,より低い過冷却(<50K)で優先的に選択され,その結果,14および20mass%Ni合金においてさえ,塊状様変態が起こった。γ相の凝固は,より低いCr/Ni値(一次γ合金)を有するFe-Cr-Niにおけるδ相の核形成とそれに続く塊状様変態によって引き起こされた。さらに,本研究は,塊状様変態がFe基合金において一般的に観察され,その中でδ相とγ相が熱力学的観点から互いに競合することを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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変態組織,加工組織 
引用文献 (37件):
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