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J-GLOBAL ID：201902281019715085   整理番号：19A0347837

三陸沖における水塊の起源と原生生物の分布特性

著者 (6件)： 福田秀樹 (東大 大気海洋研) ,  伊知地稔 (東大 大気海洋研) ,  高巣裕之 (長崎大) ,  楊燕輝 (東大 大気海洋研) ,  佐藤菜央美 (東大 大気海洋研) ,  永田俊 (東大 大気海洋研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2018  号： 秋季  ページ： 229  発行年： 2018年09月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では三陸沖における水塊の起源の指標として硝酸塩とリン酸塩の相対的な関係を示すN*の有効性を検討した。N*とΔ14C-DICの間には有意な正の相関(R=0.935,n=96,P<0.0001)が見られ,この海域内ではN*が混合の過程で保存されていることが示された。また海水中より採取したDNAの18S rRNAのV9領域をアンプリコンシーケンシングし,得られた配列を用いて原生生物の群集組成を解析した。発表では熱帯から冷水に分布するThalassiosira属の4種の分布状況を中心に水塊の起源や採取時の環境との関係を議論する。(著者抄録)

シソーラス用語： 海域 ,  *水塊 ,  硝酸塩 ,  リン酸塩 ,  *珪藻類 ,  生息分布 ,  北西太平洋 ,  海水 ,  トレーサ法 ,  *栄養塩類
準シソーラス用語： 三陸沖 ,  Thalassiosira

分類 (2件)： 植物生態学  (EE02000E) ,  水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 三陸沖 ,  水塊 ,  起源 ,  原生生物 ,  分布