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J-GLOBAL ID：201902282197009967   整理番号：19A0595899

大規模モデルに適用可能な流体-構造連成を考慮した船体振動解析手法の開発 --第 1 報:直接時間積分による船体振動解析手法の構築と簡易箱モデルによる検証--

Development of a method for analyzing vibration in large-scale ship models using the fluid-structure interaction, part 1: Establishment of vibration analysis for ship by direct time integration and its verification with BOX model

著者 (5件)： 宮下哲治 (ジャパン マリンユナイテッド株式会社 技術研究所) ,  岡澤重信 (山梨大学 大学院総合研究部 工学域 機械工学系) ,  中村哲也 (ジャパン マリンユナイテッド株式会社 技術研究所) ,  平川真一 (ジャパン マリンユナイテッド株式会社 技術研究所) ,  高橋弘行 (ジャパン マリンユナイテッド株式会社 設計本部)
資料名： 日本計算工学会論文集(Web)  (Transactions of JSCES (Web))
巻： 2018  ページ： 20180016(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0063A  ISSN： 1347-8826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 船舶では,乗員や乗客の快適性(振動による不快さがないこと)が求められ,振動を基準値以下に抑制することが必要である.しかし,防振対策には重量増加が伴うが,建造コスト抑制の観点からは鋼材重量の増加を最小化する効果の高い防振対策を実施することが求められる.そこで,解析精度をさらに向上させるために大規模モデルによる解析が必要と考え,連立1次方程式の求解が不要であり,メモリ消費を少なくできるといった特徴のある陽解法に着目し,大規模解析に適用可能な振動解析手法の開発を試みた.本研究では,大規模モデルに適用可能な流体-構造連成を考慮した船体振動解析の開発を目的として,陽解法による計算手法の構築を行った.簡易箱モデルを対象として構築した計算手法を検証し,固有振動数及び振動モードが既存の計算手法と一致することを確認した.(著者抄録)

シソーラス用語： *振動 ,  *相互作用 ,  振動解析 ,  振動モード ,  モデル ,  *有限要素法 ,  防振 ,  *船体振動 ,  *流体-構造相互作用 ,  時間積分 ,  陽解法
準シソーラス用語： 大規模モデル ,  大規模解析

著者キーワード (12件)： Large-scale model ,  Natural frequency ,  Vibration mode ,  Finite element method ,  Fluid-structure interaction ,  Explicit method ,  Large-scale model ,  Natural frequency ,  Vibration mode ,  Finite element method ,  Fluid-structure interaction ,  Explicit method

分類 (2件)： 船体の騒音・振動  (QJ02020B) ,  数値計算  (JE02000J)

引用文献 (12件)：

• (1) 藤田 一誠, 山崎 幸治, 渡辺 栄一 : 船体振動応答一貫解析手法に関する研究, 西部造船会会報第 87 号, 1993, pp.287-300.
• (2) 高橋 弘行, 楠本 裕己, 武田 尚, 寺上 大介 : 基本設計段階での 3 次元全船 FEM モデルを使用した防振設計, 日本造船学会講演会論文集 第3号, 2004, pp.13-14.
• (3) Hiroyuki Takahashi : Investigation on the Vibration Response Analysis Using Whole Ship Model, The 26th Asian-Pacific Technical Exchange and Advisory Meeting on Marine Structure, 2012, pp.257-261.
• (4) David J. Benson : Computer Methods in Applied Mechanics and Engineering, Vol. 99, 1992, pp. 235-394
• (5) モード解析, 長松 昭夫, 培風館, 1985

タイトルに関連する用語 (10件)： 大規模 ,  モデル ,  流体 ,  船体振動 ,  解析手法 ,  開発 ,  時間積分 ,  構築 ,  簡易 ,  検証