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J-GLOBAL ID:201902284417578398   整理番号:19A2157801

風況測定用LIDAR技術特集 スキャニングドップラーライダーのスキャン方法

著者 (1件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 209-211  発行年: 2019年08月 
JST資料番号: X0310A  ISSN: 0387-6217  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・本稿では,スキャニングドップラーライダーの計測から風速場を求める2つの手法を紹介し,それぞれの精度や制限事項について考察。
・スキャニングライダーで一般的に使用されるスキャンモードの一番目は,Range height indicator (RHI)で,方位角(azimuth angle)を固定し,仰角(elevation angle)を変えながらスキャン。
・二番目はPlan-position indicator (PPI)スキャンで,仰角を固定し,方位角を変えながら扇形スキャン。
・RHIスキャンは,通常,仰角方向に高解像度なサンプルの取得に,そして, PPIスキャンは方位角方向に高解像度なサンプルの取得に使用。
・風速の垂直速度成分wは非常に小さいと仮定し無視し,2つの水平方向の速度成分uとv及び別の観測タワーに設置された風向計から得られた風向αを用いて,風速ベクトルを算出。
・別の手法では,PPIスキャンの視線方向の距離で全ての計測点の風速は同じであると仮定,また,垂直成分は小さいと仮定して無視し,視線方向の位置で,全ての方位角方向の視線風速は最小二乗法を用いて,風速ベクトルを算出。
・本稿で紹介したスキャニングドップラーライダーの計測から風速ベクトルを算出する2つの手法では,精度の高い平均風速を得られることが判明。
・しかし,これらの検証では,洋上サイトで行った場合で,複雑地形や不安定な大気境界層の場合,流れが均一,風向の変動がない,視線方向の一定の距離における全計測点の風速が同じであるなどの仮定は不成立。
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分類 (1件):
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風力エネルギー 
引用文献 (5件):
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