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J-GLOBAL ID:201902284736645603   整理番号:19A0611081

ナガイモの葉身の形態に対する大気中で高くなったCO2濃度の影響

Effects of elevated atmospheric CO2 concentration on morphology of leaf blades in Chinese yam
著者 (5件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 311-321 (WEB ONLY)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高くなったCO2濃度によるナガイモ2品種の葉身の形態に対する影響を,異なる温度条件で測定した。植物は2種類のCO2濃度,すなわち大気中(約400μmol/mol)および昼間の高い条件(大気中+200μmol/mol),並びに2種類の平均気温条件,すなわち環境付近(22.2°C)および高温(25.6°C)で栽培した。両方の温度条件では柵状層は高い[CO2]条件の方が大気中の[CO2]条件よりも厚く,環境温度付近ではナガイモ全体の葉身は高い[CO2]条件の方が大気中の[CO2]条件よりも厚かった。柵状細胞と海綿状細胞あたりの葉緑体の数,柵状細胞の単位断面面積,葉緑体当たりの澱粉粒数,澱粉粒の断面面積,および柵状細胞と海綿状細胞の澱粉対葉緑体の面積比は,両方の温度条件では環境中の[CO2]より高濃度の[CO2]条件の方が高かった。さらに,ナガイモにおける葉身の背軸側の気孔密度は,両温度条件では高い[CO2]条件の方が環境中の[CO2]条件よりも高く,環境温度付近の気孔開口部の長さは高い[CO2]条件の方が環境中の[CO2]条件よりも高かった。これらの結果は,高濃度の[CO2]条件は光合成器官にポジティブな影響を及ぼすことを示している。本研究結果は,高い[CO2]条件下における葉身の応答特性を理解するための情報を提供し,著者らの以前の研究におけるナガイモの高濃度の[CO2]へのポジティブな光合成応答について説明できる可能性を示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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植物に対する影響  ,  いも類 
タイトルに関連する用語 (5件):
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