文献
J-GLOBAL ID:201902284740974160   整理番号:19A1552398

セルロースナノファイバー(CNF)-澱粉複合膜の性能に及ぼすリグニン構造多様性の影響【JST・京大機械翻訳】

The Impact of Lignin Structural Diversity on Performance of Cellulose Nanofiber (CNF)-Starch Composite Films
著者 (7件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 538  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7262A  ISSN: 2073-4360  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
逐次溶媒分別法により,針葉樹と広葉樹のクラフトリグニンから分離した異なる分子量と変化した化学構造を持つリグニン画分を,100%バイオベース複合膜を調製するために,調整されたセルロースナノ繊維(CNF)澱粉混合物に組み込んだ。目的は,フィルム性能に及ぼすリグニン構造多様性の影響を研究することであった。膜中のリグニン分布は分画(酢酸アセトン>メタノール>エタノール>エチル)に用いた溶媒の極性に依存し,膜の光学的性質に影響することを確認した。リグニンのOH基含有量と分子量は,膜密度と正の相関があった。一般的に,リグニン画分の添加は複合膜の熱安定性の低下とYoung率の増加をもたらした。膜の弾性率はリグニンの分子量が増加するにつれて減少し,リグニン画分中のより高い量のカルボキシル及びフェノール性OH基がより高い剛性を有する膜をもたらすことが分かった。熱分析は,分子量の増加と共に窒素雰囲気中でリグニン含有膜に対してより高いチャー含有量の形成を示した。酸素雰囲気中では,リグニンのフェノール含量,飽和側鎖および短鎖構造が膜の最大分解温度に影響し,リグニンの化学構造と対応する膜の熱酸化安定性の間の関係を確認した。本研究は,複合膜性能に及ぼすリグニン多様性の重要性を扱い,それは,それらの特異的特性に基づいて,バイオベース材料におけるリグニン応用を調整するのに役立つ可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体のその他の性質  ,  各種接着剤 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (61件):

前のページに戻る