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J-GLOBAL ID：201902285778067506   整理番号：19A1562078

細菌性アズoreducの顕著な多様化:一次配列,構造,基質,生理的役割,バイオテクノロジー応用【JST・京大機械翻訳】

Remarkable diversification of bacterial azoreductases: primary sequences, structures, substrates, physiological roles, and biotechnological applications

著者 (2件)： Suzuki Hirokazu (Faculty of Engineering, Tottori University, Tottori, Japan) ,  Suzuki Hirokazu (Center for Research on Green Sustainable Chemistry, Tottori University, Tottori, Japan)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 103  号： 10  ページ： 3965-3978  発行年： 2019年 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アゾレダクターゼは電子ドナーとしてNAD(P)Hを用いることによりアゾ結合を還元的に開裂する。酵素は細菌で広く見出され,多くのアゾ染料に作用し,様々なユニークな応用を可能にする。本レビューでは,細菌アゾレダクターゼの一次アミノ酸配列,構造,基質,生理学的役割,およびバイオテクノロジー応用について述べ,それらの顕著な多様化について議論する。一次配列によると,アゾレダクターゼは系統発生的に4つの主要クレードに分類された。クレードI-IIIのほとんどのメンバーはフラビン蛋白質であるが,クレードIVメンバーはフラビンフリーアゾレダクターゼを含む。クレードIとIIは電子ドナーとしてNADPHとNADHをそれぞれ好むが,他のメンバーは一般的に両者を用いる。いくつかの酵素はクレードを形成しなかった。さらに,いくつかの細菌はこれまで同定されたものより長い一次構造を持つアゾレダクターゼを産生し,これは細菌アゾレダクターゼのさらなる多様化を意味する。結晶構造は一般的にRossmannしゅう曲を明らかにした。しかし,三成分構造は異なる四次構造で適度に変化した。生理学的役割は不明であるが,いくつかのアゾレダクターゼは,アゾ染料よりもフラビン,キノン,および金属イオンなどの代謝産物により効率的に作用することが示されている。多くの同族体がこれらの代謝産物に排他的に作用することを考慮すると,アゾレダクターゼは異なる特異性を持つ種々の基質に作用する汎用レダクターゼの実際に活性であることが可能である。平行して,これらがすでに他の型の還元酵素として定義されているとしても,この考えは相同酵素が広くアゾレダクターゼ活性を保持している可能性を提起する。それらの遺伝子が同定されているアゾレダクターゼは豊富ではないが,新しい基質特異性を有する生物工学的重要性のアゾレダクターゼを同定することは簡単である。Copyright 2019 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遺伝子 ,  キノン ,  レダクターゼ ,  *細菌 ,  還元 ,  *基質 ,  アミノ酸配列 ,  結晶構造 ,  基質特異性 ,  アゾ染料
準シソーラス用語： 特異性 ,  フラビン ,  クレード ,  電子供与体 ,  アゾレダクターゼ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： アゾ染料 ,  分類 ,  フラビン蛋白質 ,  オキシドレダクターゼ ,  レダクターゼ ,  ニコチンアミド

分類 (2件)： 酵素生理  (EG03052C) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (7件)： 細菌 ,  多様化 ,  基質 ,  生理 ,  役割 ,  バイオテクノロジー ,  応用