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J-GLOBAL ID:201902286134121226   整理番号:19A2435141

資質・能力の育成に寄与する理科授業における形成的アセスメントの方略に関する研究 -小学校第6学年「植物の養分と水の通り道」を事例にして-

A Case Study on Using Formative Assessment as a Strategy to Develop Students’ Competency and Skills in Science: Analyzing the Unit “Nutrition of Plants and Pathway of Water” in the Sixth Grade
著者 (3件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 85-96(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L6042A  ISSN: 1345-2614  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究では,資質・能力の育成に寄与する学習評価を実現するために「形成的アセスメント」の実践を行った。実践した単元は,小学校第6学年「植物の養分と水の通り道」である。形成的アセスメントの方略は,FAST(2008)の提案を基にした。FASTは,効果的に形成的アセスメントを行うための五つの枠組みを提案している。それは,(1)ラーニング・プログレッションズ,(2)学習のゴールと成功規準,(3)記述的なフィードバック,(4)自己評価と相互評価,(5)コラボレーションである。この五つの枠組みを援用した授業を分析した結果,教師はラーニング・プログレッションズと学習のゴールに基づいてフィードバックを行い,子どもの学習を支援していた。また,子どもは教師や仲間とコラボレーションしながら,自己評価と相互評価を行い,学習のゴールへ到達を図り,植物に関する知識を構築していた。FASTの提案する形成的アセスメントの五つの枠組みを機能させることは有効であり,日本の理科教育に援用可能であることが明らかになった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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科学技術教育 
引用文献 (14件):
  • 安藤輝次(2013)「形成的アセスメントの理論的展開」『関西大学学校教育学論集』第3号,15-25.
  • Black, P., & Wiliam, D. (1998a). Assessment and Classrrom Learning. <i>Assessment in Education</i>, 5(1), 7-74.
  • Black, P., & Wiliam, D. (1998b). Inside the Black Box: Raising Standard Threugh Classroom Assessment. <i>Phi Delta Kappan</i>, 80(2), 139-148.
  • FAST (2008). Formative Assessment: Examples of Practice, CCSSO. Retrieved from https://ccsso.org/resource-library/formative-assessment-examples-practice (accessed 2018.12.21)
  • 文部科学省(2018a)「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説理科編」東洋館出版社.
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