文献
J-GLOBAL ID:201902286388614081   整理番号:19A0503911

[Cr(EDDAまたはEDDP)(NN)]型錯体(EDDA =エチレンジアミン-N,N′-ジアセタート;EDDP=エチレンジアミン-N,N′-ジプロピオナート)の立体選択的生成と分光学的研究【JST・京大機械翻訳】

Stereoselective formation and spectroscopic studies of [Cr(edda or eddp)(NN)]-type complexes (edda = ethylenediamine-N,N′-diacetate; eddp = ethylenediamine-N,N′-dipropionate)
著者 (3件):
資料名:
巻: 161  ページ: 111-119  発行年: 2019年 
JST資料番号: C0301B  ISSN: 0277-5387  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
[Cr(edda又はeddp)(NN)]型錯体(edda =エチレンジアミン-N,N′-ジアセタート,eddp =エチレンジアミン-N,N′-ジプロピオナート;NN=1,2-エタンジアミン(en),2,2′-ビピリジン(bpy)及び1,10-フェナントロリン(phen))を立体選択性で形成した。これらの錯体をUV-Vis及びIR吸収スペクトル及びX線結晶解析により特性化した。クロム原子は二座N,N-配位子及び四座配位子-O,N,N,O--配位子に配位し,歪んだCrN_4O_2八面体分子構造を生成した。edda配位子は二つの酸素と二つの窒素原子を通してクロム原子に配位する。edda配位子のアニオン性酸素原子は互いにtransを占めている。結晶構造は幾つかの分子間NH...O及び/又はOH...O水素結合相互作用により安定化された。四水和物[Cr(edda)(bpy)](1b)において,固体構造は水分子間の水素結合相互作用の顕著な特徴を有し,四つの水分子は錯体カチオン間のOH...O水素結合からなる(H2O)_4鎖を形成する。無水[Cr(edda)(en)](1e)において,各錯体カチオンはN(edda)H...O(edda)水素結合を通して2つの隣接カチオンに結合し,N(en)H...O水素結合を通して2つの過塩素酸アニオンに結合して二次元シート構造を構築した。光学活性な[Cr(edda)(bpy)](1b)と[Cr(edda)(phen)](1p)は,[Sb_2(d-tart)_2]2-アニオンを用いた分別分解により分離できた。しかし,両異性体は3時間以内に酸性水溶液中でも容易にラセミ化された。[Cr(eddp)(phen)](2p)と[Cr(eddp)(bpy)](2b)のeddp配位子は2つの酸素と2つの窒素原子を通してクロム原子に配位する。eddp配位子のアニオン性酸素原子は位置cisを互いに占有する。edda配位子におけるβ-アラニナト(六員環)環のNCrO角は,edda配位子におけるグリシナト(五員環)環のそれらよりも大きかった。eddp錯体におけるcis異性体の形成はβ-アラニナト環上の歪の緩和によって引き起こされる。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  第11族,第12族元素の錯体 

前のページに戻る