抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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振動周波数に関連する分子幾何学と熱化学量を計算するために,種々の低コスト計算量子化学手順(半経験的,純粋DFT,および遮蔽交換DFT法)の性能を評価した。298Kエンタルピーと298Kエントロピーに対する零点振動エネルギーと熱補正の周波数スケール因子を決定した。絶対項において,小から中程度の分子に対して,すべての手順は合理的に良く機能する。半経験的方法は全エンタルピーと自由エネルギーに対して~15kJ/molの平均絶対偏差(MADs)を持つ。DFT手順に対して,ハイブリッドDFTは一般的に純粋なDFTよりも優れている。注目すべきことに,N12純粋汎関数は,ハイブリッド汎関数に匹敵する非常に良好な性能(MADs~3kJmol-1)を示した。基底関数系効果の検討は,N12/3-21G*とN12/6-31G-(d)が幾何学的最適化と振動周波数計算に費用対効果があることを示すが,最小基底関数系の使用は計算した熱化学量に対して非常に大きなMADをもたらす。大きな系の反応エネルギーによる更なる試験は,系統的偏差の相殺を利用することにより,偏差は絶対項(>100kJ mol-1)において非常に実質的であるが,相対エネルギーに対するそれらは著しく減少することを示した(~10kJ mol-1)。これは,より高価な手順の使用が計算的に禁止されている場合に,合理的な精度で幾何学と振動周波数を得るための半経験的手法の使用を可能にする。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】