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J-GLOBAL ID:201902288764542382   整理番号:19A0953690

0.1%C-2%Si-5%Mn超微細フェライト+オーステナイト鋼の短時間組織形成と力学的特性に及ぼす二相域焼鈍前組織の影響

Effect of Prior Structure to Intercritical Annealing on Rapid Formation of Ultrafine Ferrite + Austenite Structure and Mechanical Properties in 0.1%C-2%Si-5%Mn Steels
著者 (4件):
資料名:
巻: 105  号:ページ: 197-206(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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化学組成0.1%C-2%Si-5wt%Mnを有する超微細フェライト+オーステナイト鋼は,通常のTRIP鋼と比較して,優れた強度(TS=1200MPa)と高い延性(TEI=25%)のバランスを示す。この鋼は第3世代AHSSとして期待されている。この鋼は単純な変態区間焼鈍で製造できるが,適切なフェライト+オーステナイト組織を得るために長い焼鈍時間が必要である。連続焼鈍プロセスによってこの鋼を製造することは困難である。もし,焼鈍時間を劇的に短縮できれば,この新しいTRIP鋼を商用化できる。著者らは,フェライト+オーステナイト組織の形成に及ぼす焼鈍前の前ミクロ組織の効果に焦点を合わせた。前組織の効果は明らかではない。従って本研究においては,二種類の前組織,超微細粒フェライト+セメンタイトおよびマルテンサイトを0.1%C-2%Si-5wt%Mn鋼において用いた。フェライト+セメンタイトの前組織は非常に短い時間(600s)で大量(20%)のオーステナイトを生成できることを見出した。これは,組織中に微細に分散したセメンタイトが逆変態オーステナイトの優先核形成サイトとして効果的に演じ,CおよびMnは短時間のオーステナイトの形成を可能にするセメンタイト中に濃縮することによる。通常のTRIP鋼よりも優れた強度-延性バランス(32000MPa%)も得ている。(翻訳著者抄録)
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熱処理技術  ,  機械的性質 
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