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J-GLOBAL ID:201902288983052372   整理番号:19A1480365

RAW264.7細胞におけるMAPK仲介TLR4シグナル伝達経路を介したリポ多糖類とパルミチン酸の相乗的に誘導されたMCP-1産生【JST・京大機械翻訳】

Lipopolysaccharide and palmitic acid synergistically induced MCP-1 production via MAPK-meditated TLR4 signaling pathway in RAW264.7 cells
著者 (14件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 71  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7391A  ISSN: 1476-511X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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肥満は糖尿病の発症リスクを増加させる。臨床研究は,パルミチン酸(PA)とリポ多糖類(LPS)のようなリスク因子が肥満を伴う糖尿病に同時に存在することを示唆する。低濃度でもPAとLPSの併用は強い炎症反応を誘導する。単球走化性蛋白質-1(MCP-1)はインシュリン抵抗性とII型糖尿病に関連する重要な炎症性ケモカインである。PCRアレイを用いた著者らの以前の研究は,LPSとPAがマクロファージ細胞RAW264.7においてMCP-1 mRNA発現を相乗的に誘導することを明らかにしたが,この場合のMCP-1の蛋白質発現は検討されなかった。さらに,LPSとPAの併用処理により誘導されたMCP-1発現または産生の相乗効果における根底にある機構は不明のままである。MCP-1の蛋白質分泌を酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)によって測定し,MCP-1とToll様受容体4(TLR4)のmRNAレベルをリアルタイムPCRによって測定した。SPSSソフトウェアを用いて統計解析を行った。LPSは,RAW264.7における分泌と同様にMCP-1転写を増加させることができて,PAは明らかにこの効果を増幅した。一方,LPSとPAの併用はTLR4mRNA発現を増加させたが,LPS単独またはPA単独はLPSプラスPAにより誘導されたMCP-1転写/分泌を阻害しなかった。さらに,NF-κB阻害剤ではなく,c-Jun NH2-末端キナーゼ(JNK),細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK),p38 MAPKを含むマイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)シグナル伝達経路の阻害剤は,LPSプラスPAにより刺激されたMCP-1産生を阻止することが分かった。LPSとPAは,RAW264.7マクロファージ細胞におけるMCP-1分泌を相乗的に誘導し,その中で,MAPK/TLR4シグナル伝達経路により仲介されるMCP-1転写が関与した。RAW264.7細胞におけるPAとLPSの併用処理は,PAとLPSのより高いレベルを有する肥満を伴う糖尿病の状況を模倣する。MAPK/TLR4/MCP-1は,肥満を伴う糖尿病の潜在的治療標的である可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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