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J-GLOBAL ID：201902289133323490   整理番号：19A2482393

北海道における「墓じまい」の現状に関する研究

著者 (1件)： 上田裕文 (北大 観光学高等研究セ)
資料名： 北海道開発協会開発調査総合研究所研究助成の実績と研究成果(Web)
巻： 2018  ページ： 41-63 (WEB ONLY)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0696A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本研究では,北海道内の「墓じまい」の現状を明らかにすることを目的とすること,「墓じまい」とは,一般的には,現在所有しているお墓を処分し,墓地区画を返還することであること等の報告。
・研究方法に関し,行政や民間の墓地埋葬関係者へのヒアリングを行うこと,道内179の自治体に対して,改葬許可の統計や公営墓地の現状に関するアンケート調査を実施したこと等の報告。
・合祀墓の整備・運用状況,改葬の動態,97自治体からアンケートの回答を得たこと等の報告。
・墓じまいによる墓地返還は,割合としてはまだ低いが最近5年間で約1.5倍と確実に増加していること,墓じまいの理由は承継者不足,遺骨の移転が主であり,次いで新しい葬法の選択によること等の報告。

シソーラス用語： *北海道 ,  *墓地 ,  アンケート ,  自治体 ,  統計 ,  データ ,  行政 ,  維持管理
準シソーラス用語： *墓じまい

分類 (1件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (11件)：

• 上田裕文(2018)『こんな樹木葬で眠りたい』旬報社
• 上田裕文(2019)「北海道の自治体が抱える墓地問題の現状に関する研究」『ランドスケープ研究』82(5),627-630
• 浦川道太郎(2014)「墓地埋葬行政をめぐる社会環境の変化等への対応の在り方に関する研究」『厚生労働科学研究費補助金平成26年度総括研究報告書』
• 浦川道太郎(2013)「地域における墓地埋葬行政を巡る課題と地域と調和した対応に関する研究」『厚生労働科学研究費補助金平成25年度総括研究報告書』
• 熊本県企画振興部企画課(2014)「県民の生涯を通した安心の実現を目指して-これからの墓地行政のあり方に係る研究報告書」

タイトルに関連する用語 (4件)： 北海道 ,  墓 ,  現状 ,  研究