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J-GLOBAL ID：201902289233022009   整理番号：19A0290196

構造訂正された化合物の構造解析に学ぶ

著者 (1件)： 越野広雪 (理研 環境資源科学研究セ)
資料名： NMR (Web)  (NMR (Web))
巻： 9  ページ： 8-15 (WEB ONLY)  発行年： 2018年12月27日 
JST資料番号： U0731A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・化学合成化合物などの構造解析法として,NMR,MS,X線単結晶構造解析法などが利用されているが,NMRは,有機化合物一般の構造解析に有用。
・NMRを用いて相対配置を含む立体化学まで決定することが可能であるが,NMRを中心に行われた構造決定には,後に構造訂正が報告された事例が多数。
・構造解析の間違いや,NMRを用いた構造解析で注意すべき事項など,構造訂正された化合物の構造解析で共通する問題について解説。
・HDAC阻害剤MC1568などの例を利用し,未だに間違った構造式を掲載していることなどを説明。
・間違った構造が訂正されない事例なども説明し,矛盾するデータとしては,¹Hまたは¹³CのNMRの化学シフト値,スピン結合定数,NOE相関などがあることを指摘。

シソーラス用語： 格子欠陥 ,  構造解析 ,  立体構造 ,  *分子構造 ,  化学表記法 ,  化学組成 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  *有機化合物 ,  化学シフト ,  化学合成 ,  計算化学 ,  結晶構造 ,  立体配置 ,  立体化学 ,  酵素阻害剤 ,  ヒストンデアセチラーゼ阻害剤 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： 構造解析法 ,  HDAC阻害剤 ,  スピン結合定数 ,  部分構造 ,  立体構造解析

分類 (1件)： 有機化合物のNMR  (BM07044Q)

引用文献 (46件)：

• A. Mai et al, J. Med. Chem., 2005, 48, 3344-3353.
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• a) http://www.adooq.com/mc1568.html b) http://www.selleck.co.jp/products/MC1568.html c) https://www.axonmedchem.com/product/1707 d) https://www.caymanchem.com/product/16265 e) https://www.apexbt.com/mc1568.html f) http://bpsbioscience.com/mc1568 g) https://www.scbt.com/scbt/ja/product/mc-1568-852475-26-4 h) https://www.biomol.com/product_MC1568.html?aRelated=BPS-27761 i) http://www.glpbio.com/mc1568.html
• S. Takahashi, H. Satoh, Y. Hongo, and H. Koshino, J. Org. Chem., 2007, 72, 4578-4581.
• N. A. Herman, S. J. Kim, J. S. Li, W. Cai, H. Koshino, and W. Zhang, Nat. Commun., 2017, 8, 1514.

タイトルに関連する用語 (2件)： 訂正 ,  構造解析