文献

J-GLOBAL ID：201902290009725887   整理番号：19A1859999

急性肝不全ラットに対する脾臓内両経路肝細胞移植の効果評価【JST・京大機械翻訳】

Therapeutic effects of hepatocyte transplantation via two different intrasplenic approaches in acute hepatic failure rats

著者 (3件)： Feng Yuan (川北医学院第二臨床学院,南充市中心医院,四川省南充市 637000) ,  Li Dewei (重慶医科大学附属第一医院肝胆外科,重慶市,400016) ,  Yang Junjun (川北医学院第二臨床学院,南充市中心医院,四川省南充市 637000)
資料名： Zhongguo Zuzhi Gongcheng Yanjiu  (Zhongguo Zuzhi Gongcheng Yanjiu)
巻： 23  号： 12  ページ： 1422-1427  発行年： 2019年 
JST資料番号： C4013A  ISSN： 2095-4344  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 背景:肝細胞移植は代謝性疾患と急性肝不全を治療する動物実験に一定の成功を収めているが、しかし、肝細胞移植の臨床治療効果は動物実験に理想的ではない。実験モデルと臨床治療効果の違いは肝細胞移植経路と関係がある可能性がある。【目的】急性肝不全(ALI)のラットモデルにおける,脾臓動脈挿管と脾臓への直接注入による肝細胞移植の治療効果を研究し,最適移植法を得る。方法:Seglen改良2段階法に基づき、分離培養肝細胞をわずかに改良した。D-ガラクトサミン誘導ラット(重慶医科大学実験動物センターに提供)の急性肝不全24h後、65匹のラットは頸動脈経由で脾動脈挿管し、60匹の挿管成功後、ランダムに3群に分ける。脾臓直接注射群(n=20)のラットは脾臓に直接注射し、約2×107個の肝細胞、脾動脈に0.4mLhank’s液を注射した。脾動脈注射群(n=20)のラットは,脾臓に0.4mLHank’s液を注射し,脾動脈に2×107個の肝細胞を注射した。モデル対照群(n=20)は,0.4mLHank’s液と0.4mLHank’s液を脾臓に注入した。移植後14日に各群ラットの生存率と肝機能の変化を観察した。移植7日後,脾臓動脈移植肝細胞の生体内分布を観察し,ヘマトキシリン-エオジン染色により脾臓における移植肝細胞の分布と増殖を観察した。移植後14日、免疫蛍光染色にてアルブミン合成状況を観察した。結果と結論;(1)ラット肝細胞の生存率は80%-90%に達した。(2)3群の生存率の比較に有意差があり、脾臓直接注射群の14d生存率は脾動脈注射群より明らかに高く、脾動脈注射群の14d生存率はモデル対照群より高かった。(3)脾臓直接注射群、脾動脈注射群の肝機能はいずれも明らかに改善され、特に脾臓直接注射群が最も顕著であった。(4)CFDA-SE蛍光標識肝細胞は脾臓動脈移植7日後に、レシピエントラットの脾臓と肝臓に散在性緑色蛍光分布が見られた。(5)移植14日後、脾臓直接注射群、脾動脈注射群の脾臓内に肝細胞アルブミン緑色蛍光信号があった。(6)移植7日後、脾臓直接注射群、脾動脈注射群の肝細胞は脾臓の赤髄にクラスターが集まり、定着した。(7)結果により、ラット頸動脈経路脾動脈挿管移植肝細胞は急性肝不全ラットの生存率を高め、その肝機能を改善できることが分かった。脾臓直接注射法は脾動脈経路注射法より優れている。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アルブミン ,  生存率 ,  動物実験 ,  *ラット ,  *脾臓 ,  実験動物 ,  動脈 ,  代謝性疾患 ,  *肝細胞 ,  生体内分布 ,  脾動脈
準シソーラス用語： 肝機能 ,  注射 ,  *肝細胞移植 ,  *急性肝不全 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Liver Failure ,  Acute ,  Hepatocytes ,  Spleen ,  Splenic Artery ,  Tissue Engineering

分類 (1件)： 消化器の基礎医学  (GH01020E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 急性肝不全 ,  ラット ,  脾臓 ,  経路 ,  肝細胞移植 ,  評価