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J-GLOBAL ID：201902290924823968   整理番号：19A1800172

車輪フラット端部形状が回転車輪と軌条輪との接触状態および衝突挙動に与える影響評価

Investigation of effects on the contact condition and the collision behaviour of a wheelset with a flat set on a roller rig by the shape at the edge of the wheel flat

著者 (5件)： 真木康隆 (鉄道総合技術研) ,  真木康隆 (上智大) ,  曄道佳明 (上智大) ,  山本勝太 (鉄道総合技術研) ,  池内健義 (鉄道総合技術研)
資料名： 日本機械学会論文集(Web)  (Bulletin of the JSME (Web))
巻： 85  号： 875  ページ： ROMBUNNO.19-00003(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0182B  ISSN： 2187-9761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では車輪踏面上のフラット損傷部と通常部との境界形状が車輪の転動挙動に及ぼす影響を検証するため,車輪フラットを有する台車に対して台上回転試験を実施した.境界部のうち回転方向始端側をR加工しその曲率半径を大きくすると,速度が25km/h以下では軸箱上下振動加速度の最大値は減少するが,50km/h以上ではR加工しない場合よりも増加することを確認した.また数値解析モデルにより,始端側境界部のR加工により車輪の軌条輪からの離脱箇所が始端側境界部よりも手前に移ることで非接触時間が最長となり,軸ばね押下げ力と重力加速度により車輪の軌条輪への衝突速度が増加することがその要因の一つであることを示した.(著者抄録)

シソーラス用語： *車輪 ,  *踏面 ,  縦振動 ,  数学モデル ,  *レール ,  鉄道 ,  耐振性 ,  *平面 ,  *境界 ,  *曲面加工 ,  曲率半径 ,  重力加速度 ,  *衝撃挙動 ,  衝突速度 ,  振動加速度 ,  ボギー台車 ,  数値モデル ,  装置 ,  走行装置
準シソーラス用語： 台車 ,  影響評価 ,  数値解析モデル

分類 (2件)： 鉄道車両設計  (QH02010K) ,  鉄道騒音・振動  (TC01020C)

引用文献 (17件)：

• AAR, Effect of flat wheels on track and equipment, Proceedings of AREA, Vol.53 (1953), pp.423-448.
• Ahlbeck, D.R. and Harrison, H.D., The effects of wheel/rail impact loading due to wheel tread runout profiles, Proceedings of 9th international wheelset congress, paper 6-1 (1988), pp.1-6.
• Betzhold, C., Erhöhung der Beanspruchung des Eisenbahnoberbaues durch Wechselwirkungen zwischen Fahrzeug und Oberbau, Glasers Annalen (1957), pp.108-115 (in German).
• Ishida, M. and Ban, T., Study on the impact response of railway track excited by wheel flats, Journal of structural engineering, A , Vol.46A, (2000), pp.1905-1914 (in Japanese).
• Kalker, J.J., Survey of wheel-rail rolling contact theory, Vehicle system dynamics, Vol.8, No.4 (1979), pp.317-358.

タイトルに関連する用語 (8件)： 車輪 ,  フラット ,  軌条 ,  輪 ,  接触状態 ,  衝突 ,  挙動 ,  影響評価