trans-ビス[β-(イミノメチル)アリルオキシ]白金(II)錯体のりん光における耐熱性  d-π共役プラットホームに及ぼす芳香族性の影響【JST・京大機械翻訳】

Inoue Ryo; Naito Masaya; Ehara Masahiro; Naota Takeshi

文献

J-GLOBAL ID：201902290970128972 整理番号：19A0718805

trans-ビス[β-(イミノメチル)アリルオキシ]白金(II)錯体のりん光における耐熱性 d-π共役プラットホームに及ぼす芳香族性の影響【JST・京大機械翻訳】

Heat-Resistant Properties in the Phosphorescence of trans-Bis[β-(iminomethyl)aryloxy]platinum(II) Complexes: Effect of Aromaticity on d-π Conjugation Platforms

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巻： 25 号： 14 ページ： 3650-3661 発行年： 2019年
JST資料番号： W0744A ISSN： 0947-6539 CODEN： CEUJED 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：ドイツ (DEU) 言語：英語 (EN)

本報告では,3-イミノ-2-ナフトラト-(1),1-イミノメチル-2-ナフトラト-(2),2-イミノメチル-1-ナフトラト-(3)および2-イミノメチル-1-フェノラート(4)部分を有するtrans-ビス[(β-イミノメチル)アリルオキシ]白金(II)錯体の熱発光消光に対する耐熱性およびこれらの性質の機構的根拠を述べた。N,N′-ジペンチル基を有する錯体1aは298Kにおいて2-メチル-2,3,4,5-テトラヒドロフラノ(2-MeTHF)中で強い赤色発光を示したが,類似体2a-4aは同じ測定条件下でより少ないか非発光性であった。全ての4つの錯体は77Kで高度に発光した。熱放出消光(Φ_298K/Φ_77K)に対する耐熱性は,1a(0.52)>2a(0.09)>3a(0.02)>>4a(0.00)の順に増加した。密度汎関数理論(DFT),時間依存(TD)DFT,及びN,N′-ジエチルの二重ハイブリッド密度汎関数理論(DHDF)計算を用いて発光減衰及び熱失活過程を調べ,三重項励起状態におけるエネルギー準位,分子構造及び電子配置に焦点を当てて結果を論じた。三重項金属-配位子電荷移動(3MLCT)状態と最低三重項状態と一重項基底状態(MECP)間の最小エネルギー交差点の間のエネルギー差は,1a>2a,3a>4aの順で増加し,これらの錯体の耐熱性の実験結果と一致した。3MLCT-MECPエネルギーギャップの現在の構造依存性の起源は,熱的構造歪によるMECPに関与する高位d_σ*軌道の容易さまたは困難さに起因する。熱失活過程を促進するのに重要なπ*とd_σ*軌道間のエネルギーギャップにおける構造依存性は,配位プラットホーム(1b>(2b,3b)>4b)上の芳香族性の程度と合理的に相関した。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

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著者キーワード (5件)： , , , ,

白金族元素の錯体 , 錯体のルミネセンス , 分子化合物

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