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J-GLOBAL ID:201902291082365262   整理番号:19A2352359

ゼロ静磁場下で遅い磁気緩和を示す二つのハロゲン化フタロシアニン配位子を持つ中性単核四配位Co(II)錯体の合成【JST・京大機械翻訳】

Synthesis of a Neutral Mononuclear Four-Coordinate Co(II) Complex Having Two Halved Phthalocyanine Ligands That Shows Slow Magnetic Relaxations under Zero Static Magnetic Field
著者 (6件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 5211-5220  発行年: 2019年 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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配位子として2つのハロゲン化フタロシアニン部分を有する新規擬四面体四配位単核Co-(II)錯体の合成,[Co-(半Pc)_2](1)および単一分子磁石(SMM)としてのその磁気特性を報告した。フタロニトリルとリチウムメトキシドのワンポット反応とそれに続くCo-(II)イオンへの配位が,中程度の収率でオレンジ固体として1を与えた。1に関するX線結晶学により,Co-(II)イオンの周りの四角形に歪んだ配位構造が明らかになった。M-HT1プロットは,1が大きな軸方向磁気異方性を有することを示唆した。磁気的に希釈した1(膨張1)のac磁化率データは,錯体が外部静磁場(H_dc)の不在下でもSMMとして作用することを明確に示した。磁気緩和挙動に対する分子間及び分子間相互作用の影響を,1及び1の磁気データの比較により論じた。Orbach過程は,高温領域における磁気緩和の支配的機構として示唆され,Arrheniusプロットは,それぞれ,U_eff=54.0cm-1およびτ_0=3.17×10-10sの有効緩和エネルギー障壁および前指数因子を提供した。1の軸方向異方性パラメータの直接推定は,55Tと2.5THzまでの高磁場,多重周波数ESR測定により成功裏に行われた。57.0cm-1の評価軸方向ゼロ磁場分裂(ZFS)エネルギーはU_effエネルギーに匹敵し,磁気緩和は基底|M_S>=|±3/2>状態から高温領域の|±1/2>状態への熱励起により開始されることを確認した。CAS-(7,5)SCF波動関数に基づくab initio計算の結果は,1の基底状態は主に|M_S>=|±3/2>状態から成り,一方,第一励起状態は|M_S>=|+1/2>と|-1/2>の混合物であることを示した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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その他の無機化合物の磁性  ,  コバルトとニッケルの錯体 
物質索引 (1件):
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