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J-GLOBAL ID：201902295137705858   整理番号：19A2736247

農業・水環境・生活との調和のとれた農薬管理のために 農薬の農耕地から河川への流出に関する研究

著者 (1件)： 須戸幹 (滋賀県大 環境科学)
資料名： 水環境学会誌  (Journal of Japan Society on Water Environment)
巻： 42(A)  号： 11  ページ： 381-385  発行年： 2019年11月10日 
JST資料番号： Z0777A  ISSN： 0916-8958  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・農業・水環境・生活と調和した農薬管理に関して,農耕地に散布された農薬の河川への流出に関係する研究を概説。
・水田等の農耕地に散布された農薬成分の河川への流出過程と河川での検出濃度に影響する要因を解析するための各種モニタリングの実例を紹介。
・水田から排水路への農薬の排出経路の追跡に対しては,田面水中,畦畔浸透水中,水田排水路中での各農薬成分のモニタリングが必要。
・琵琶湖に流入する宇曽川での水田施用除草剤のモニタリング例から,ピラクロニル,シメトリン等の濃度変動要因について解説。

シソーラス用語： 環境 ,  水質管理 ,  環境保全 ,  *河川汚濁 ,  *農薬汚染 ,  水質試験 ,  濃度 ,  *水田 ,  農薬散布 ,  *流出 ,  経路 ,  環境モニタリング ,  ゆらぎ ,  水環境 ,  水環境保全 ,  環境濃度 ,  濃度ゆらぎ ,  管理 ,  *水質汚濁 ,  *環境汚染 ,  スルフィド ,  窒素複素環化合物 ,  第二アミン
準シソーラス用語： 濃度変動

分類 (2件)： 河川汚濁  (SB02020F) ,  農薬  (SB05030L)

物質索引 (2件)： ピラクロニル ,  シメトリン

引用文献 (11件)：

• 環境省,水質汚濁に係る環境中予測濃度(水濁PEC)の算定方法について.URL .http://www.env.go.jp/council/10dojo/y104-03/mat08.pdf(2019年9月時点).
• 環境省,水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準値案と環境中予測濃度(水産PEC)が近接している場合の対応について(案).URL. http://www.env.go.jp/council/10dojo/y104-29/mat04.pdf(2019年9月時点).
• Inao, K., Ishii, Y., Kobara, Y., Kitamura, Y., 2001. Prediction of pesticide behavior in Paddy field by water balance on the water management using Pesticide Paddy Field Model (PADDY). Journal of Pesticide Science 26,229-235.
• Watanabe, H., Takagi, K., 2000. A simulation model for pesticide concentrations in paddy water and surface soil. I. Model development. Environmental Technology 21,1379-1391
• Sudo, M., Goto, Y., Iwama, K., Hida, Y., 2018. Herbicide discharge from rice paddy fields by surface runoff and percolation flow: A case study in paddy fields in the Lake Biwa Basin, Japan. Journal of Pesticide Science 43(1), 24-32.

タイトルに関連する用語 (9件)： 農業 ,  水環境 ,  生活 ,  調和 ,  農薬 ,  農耕地 ,  河川 ,  流出 ,  研究