抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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CVコンドライト隕石に含まれる9つの凝縮CAIのAl-Mg鉱物アイソクロンを新たに取得した。それぞれのアイソクロンの傾きから導かれた
26Al/
27Al初生比には,明らかなバリエーションがみられ,(5.19±0.17)×10
-5から(3.35±0.21)×10
-5の間での連続的な広がりを示す。この初生
26Al/
27Al比の広がりは,CAI形成領域において
26Alが均一に分布していた場合には,太陽系星雲ガスからのCAIの高温凝縮プロセスが,太陽系形成最初期の少なくとも約40万年間続いていたことを示す。もしくは,これらのCAI形成領域において,
26Al/
27Al比が,少なくとも,3.4から5.2×10
-5にわたり不均一に分布していたのかもしれない。(著者抄録)