文献

J-GLOBAL ID：201902295439150877   整理番号：19A2886971

Leap Motion Controllerを用いたキー入力指判定機能とAIを用いた重点学習機能を備えたタイピング練習システム「Fingers」の開発

Development of Typing Practice System (Fingers) by Identifying a Finger That Presses a Key with a Leap Motion Controller as a Function of Focused Typing Practice with AI

著者 (2件)： 千吉良祐弥 (信州大 大学院) ,  西正明 (信州大)
資料名： 日本産業技術教育学会誌(Web)  (Journal of the Japan Society of Technology Education (Web))
巻： 61  号： 3  ページ： 223-230 (WEB ONLY)  発行年： 2019年09月30日 
JST資料番号： U1520A  ISSN： 2434-6101  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 学校現場でICT活用が必須となる中,子どものキー入力速度が遅いことがICT活用への障害になっている。キー入力の向上にはタッチタイピングの習得がよいが,正しい指で入力しているかどうかを判断できるタイピング練習ソフトウエアは少なく,正しい指使いができているのかはわからない。そこで,Leap Motion Controllerを用いたキー入力指判定機能と,AIを用いた重点学習機能を備えたタイピング練習システムを開発した。効果を検証する過程で,指の誤認識が生じることがあり,システムの使いやすさについて否定的な意見が多く見受けられ,改善が必要であることが示された。その一方,テスト結果では,全員のキー入力指の誤り数が減少した。アンケートの結果から,本システムを用いることで,指の間違いに気づき,自ら改善できることがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 教育 ,  運動制御 ,  制御装置 ,  キーボード ,  動作 ,  判定基準 ,  人工知能 ,  *入力 ,  *適応訓練 ,  開発 ,  比率 ,  運指 ,  *教育訓練
準シソーラス用語： ICT活用教育 ,  タッチタイピング ,  *ブラインドタッチ ,  教材開発 ,  認識率

分類 (3件)： 入出力装置  (JC04050U) ,  人工知能  (JE08000Z) ,  ドキュメンテーション一般  (AC01000N)

引用文献 (10件)：

• 文部科学省,情報活用能力調査結果第9章,pp.472-490 (2015)
• 遠矢守・有村修次・畠中洋子・真田克彦:ブラインドタッチ用CAIソフトとその利用結果,鹿児島大学教育学部研究紀要,教育科学編,第42巻, pp.79-98 (1990)
• 山口晴久・山口有美:技術知識に関するペーパーベースの学習とディスプレイベースの学習においてプロンプトが学習効果に与える影響の3 学齢比較,日本産業技術教育学会誌,第56巻,第1号, pp.11-18 (2014)
• 荒井正之・下境浩・渡辺博芳・武井惠雄:カメラを用いたタイピング練習システムにおける目の向きの認識,情報処理学会,コンピューターと教育,64-7,pp.49-55 (2002)
• 川島大司:ブラインド・タッチの学習方法について,情報処理学会第39回全国大会講演要旨集,4 Y-8,pp.45-46 (1989)

タイトルに関連する用語 (7件)： キー入力 ,  指 ,  AI ,  学習機能 ,  タイピング ,  練習 ,  開発