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J-GLOBAL ID:201902296036606128   整理番号:19A2186071

パラジウム-窒素系二座配位子錯体触媒を用いる芳香族複素環の炭素-水素結合直接官能基化反応

Direct Functionalizations of Carbon-Hydrogen Bonds Catalyzed by Palladium/Bidentate Nitrogen-based Ligand Complexes
著者 (1件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 776-790(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0383A  ISSN: 0037-9980  CODEN: YGKKAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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以前に,著者らは,窒素系二座配位子,特に,五員ヘテロアレーンのパラジウム接触直接C-H結合アリール化反応において,1,10-フェナントロリンが良く働くことを偶然に見出した。この発見により,パラジウム/窒素系二座配位子系の触媒的有用性を調べた。最初に,ヘテロアレーンの直接C-H結合アリール化に対する有用性を広範囲に調べ,触媒系が反応に対して高い活性を示すことを明らかにした。ヘテロアレーン上の広範囲のC-H結合を触媒系でアリール化した。重要なことは,アゾールのC4位でのアリール化が,塩基を除くいかなる添加物も無しに高効率で進行した。種々の多官能化アゾール合成についても研究し,単一触媒系による単純な逐次的アリール化反応を経由して,非官能化アゾールから三個の異なるアリール基を導入したアゾール類の合成法を達成した。また,末端アルキンとアゾールの酸化的カップリング反応に対するこの触媒系の有用性を研究し,効率は良好であった。この触媒系の重要な特徴の一つはホスフィン配位子の非使用である。この特徴により,チオカルボニル化化合物の直接C-H結合アリール化を達成したが,チオカルボニル基とホスフィン配位子の直接反応により触媒活性が失われるので,決して達成できない反応であった。チオカルボニル化化合物を用いるこの反応の反応機構の見識を得るために,いくつかの制御実験を行った。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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五員複素環化合物一般  ,  触媒反応一般 
物質索引 (16件):
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