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J-GLOBAL ID:201902299906921342   整理番号:19A0853141

カルコン誘導体はマウスおよびヒトケラチノサイトにおけるTSLPの誘導を抑制し,マウスにおけるOVA誘導抗体産生を減弱する【JST・京大機械翻訳】

A chalcone derivative suppresses the induction of TSLP in mice and human keratinocytes and attenuates OVA-induced antibody production in mice
著者 (12件):
資料名:
巻: 851  ページ: 52-62  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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胸腺間質リンパ球(TSLP)はアレルギー疾患を悪化させる重要な上皮由来因子である。したがって,TSLP阻害剤はアレルギー疾患の治療のための候補化合物である。以前に著者らは,マウスケラチン細胞株KCMH-1が構成的にTSLPを産生することを報告した。本研究では,KCMH-1細胞における2169化合物のスクリーニングによりTSLPの阻害剤を同定し,そのようなカルコン誘導体(コードno.16D10)を見出した。16D10は,ヒトケラチン細胞系,HaCaT細胞においてTSLP発現とTSLPプロモーター活性化を阻害した。核因子κB(NF-κB)はTSLPの誘導に対する重要な転写因子であるが,16D10はκB(IκB)の阻害剤の分解やp65核転座のようなNF-κBの活性化経路を阻害しなかった。16D10は16D10の阻害作用に関与しなかったが,16D10はKelch様ECH関連蛋白質1(Keap1)核因子(赤血球由来2)様2(Nrf2)系を活性化したが,16D10はリポ多糖類(LPS)又は卵白アルブミン(OVA)誘導空気-pouch型炎症モデルにおいてTSLP産生を阻害した。さらに,反復16D10投与により,OVA誘導空気-pouch型感作モデルにおいて血清免疫グロブリンG1(IgG1)およびIgE濃度が減少した。まとめると,これらの結果は,16D10がTSLP産生の阻害剤であり,抗アレルギー効果を有することを示す。この阻害効果はNF-κBとKeap1-Nrf2系の活性化に依存しない。したがって,16D10はアレルギー疾患に対する新しいタイプの候補薬物である可能性がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消炎薬の基礎研究  ,  生体防御と免疫系一般 

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