特許
J-GLOBAL ID:201903000383115216

インクジェット印刷装置のノズル動作状況確認方法及びインクジェット印刷装置並びにそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 杉谷 勉 ,  戸高 弘幸 ,  杉谷 知彦 ,  栗原 要 ,  青野 信喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-030826
公開番号(公開出願番号):特開2019-142187
出願日: 2018年02月23日
公開日(公表日): 2019年08月29日
要約:
【課題】インライン方式の検査であっても、ノズルの動作状況を正確に判定できる。【解決手段】制御部21は印刷ヘッド19によって格子状のテストチャートを連続紙WPに印刷させ、撮影部17は印刷ヘッド19の下流側でテストチャートを撮影する。ボックス抽出処理部27はボックスを抽出し、標準幅算出部29は各ボックスの幅寸法から標準幅を求める。幅広ボックス検出部31は補正標準幅と、各ボックスの幅寸法とを比較して、幅寸法が補正標準幅以上のボックスを検出し、補正標準幅以上の幅寸法を有するボックスがある場合、ノズル状態判定部33はノズル欠けやデビエーションが存在すると判定する。ボックスの幅寸法によりノズル状態を判定するので、印刷解像度より撮影解像度が低い撮影部17によるインライン方式の検査であっても、正確にノズルの動作状況を正確に判定できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
印刷媒体の搬送方向と直交する、前記印刷媒体の幅方向に複数個のノズルを備えた印刷ヘッドからインク滴を吐出させて印刷を行うインクジェット印刷装置のノズル動作状況確認方法において、 前記印刷媒体を搬送させつつ、前記幅方向において、所定の複数個のノズルを隔てた位置にある各一つのノズルからインク滴を吐出させて、前記搬送方向に所定距離にわたって第1の線分を印刷させるとともに、前記各一つのノズルから最初に吐出するときだけ前記所定の複数個のノズルからもインク滴を吐出させて幅方向に第2の線分を印刷させ、前記所定距離に達した場合には、前記各一つのノズルに対して前記幅方向において隣接している各一つのノズルに切り換えて前記第1の線分を印刷させるとともに、前記第2の線分を印刷させて格子状のテストチャートを印刷するステップと、 前記印刷媒体の搬送を維持した状態で、前記印刷ヘッドの下流側において前記テストチャートを読み取るステップと、 前記テストチャートの画像データを画像処理して、各格子のボックスを抽出するステップと、 前記抽出された各ボックスについて前記幅方向における幅寸法を求め、各幅寸法に基づいて標準幅を求めるステップと、 前記標準幅に所定係数を乗じた補正標準幅と、各ボックスの幅寸法とを比較することにより、幅寸法が前記補正標準幅以上のボックスを検出するステップと、 前記補正標準幅以上の幅寸法を有するボックスがある場合には、ノズル欠けが存在すると判定するステップと、 を実施することを特徴とするインクジェット印刷装置のノズル動作状況確認方法。
IPC (1件):
B41J 2/01
FI (3件):
B41J2/01 207 ,  B41J2/01 451 ,  B41J2/01 401
Fターム (5件):
2C056EB27 ,  2C056EB37 ,  2C056EB40 ,  2C056FA13 ,  2C056HA58
引用特許:
審査官引用 (3件)

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