特許
J-GLOBAL ID:201903000548021351

脂質二重膜形成器具及びそれを用いた脂質二重膜形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人谷川国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-202394
公開番号(公開出願番号):特開2019-072698
出願日: 2017年10月19日
公開日(公表日): 2019年05月16日
要約:
【課題】使用場所で簡便な操作で脂質二重膜を形成することができる、脂質二重膜形成器具及びそれを用いた脂質二重膜の形成方法を提供すること。【解決手段】脂質二重膜形成器具は、基板と、基板内に設けられ、平坦な開口部を有する第1のウェルと、第1のウェル内に充填された、第1の脂質一重膜形成性液滴と、基板に対して相対的に移動可能な移動部材と、移動部材内に設けられ、平坦な開口部を有する第2のウェルと、第2のウェル内に充填された、第2の脂質一重膜形成性液滴と、第1の液滴と第2の液滴とを同時に又は個別に被覆する1個又は2個のシール部材とを具備する。器具の使用前には、第1のウェルと第2のウェルは、互いに離れた位置にあり、使用時には、移動部材を基板に対して相対的に移動させ、第1のウェルの開口部と、第2のウェルの開口部とが重なり合って、第1の液滴と第2の液滴とが接触し、この接触部位において脂質二重膜が形成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
脂質二重膜形成器具であって、 基板と、 該基板内に設けられ、平坦な開口部を有する第1のウェルと、 該第1のウェル内に充填された、第1の脂質一重膜形成性液滴と、 前記基板に対して相対的に移動可能な移動部材と、 該移動部材内に設けられ、平坦な開口部を有する第2のウェルと、 該第2のウェル内に充填された、第2の脂質一重膜形成性液滴と、 前記第1の脂質一重膜形成性液滴と前記第2の脂質一重膜形成性液滴とを同時に又は個別に被覆する1個又は2個のシール部材と を具備し、 前記器具の使用前には、前記第1のウェルと前記第2のウェルは、互いに離れた位置にあり、使用時には、前記移動部材を前記基板に対して相対的に移動させ、前記第1のウェルの前記開口部と、前記第2のウェルの前記開口部とが重なり合って、前記第1の脂質一重膜形成性液滴と前記第2の脂質一重膜形成性液滴とが接触し、この接触部位において脂質二重膜が形成される、 脂質二重膜形成器具。
IPC (2件):
B01J 19/00 ,  B01J 13/04
FI (2件):
B01J19/00 K ,  B01J13/04
Fターム (19件):
4G005AA07 ,  4G005AB03 ,  4G005BA20 ,  4G005BB08 ,  4G005CA02 ,  4G005DB05X ,  4G005DB12W ,  4G005DC02W ,  4G005DC56Z ,  4G005EA03 ,  4G075AA24 ,  4G075AA39 ,  4G075AA65 ,  4G075BC10 ,  4G075BD15 ,  4G075DA02 ,  4G075EB50 ,  4G075EC21 ,  4G075FA01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 脂質二重膜の形成方法及びそのための器具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-254708   出願人:公益財団法人神奈川科学技術アカデミー, 国立大学法人東京大学
  • 反応容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-195585   出願人:株式会社島津製作所

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